ミッションを降ろしてフライホイル、クラッチ、ドライブシャフトも同時に交換、でもチョッと奥の方まで

見るのがタイプワン、そんな method of work &Check Point レポートしたいと思います。

RIMG0066

ミッションを降ろしたらフライホイルを取ります、

10年で走行距離9万5000kmとしては標準的な汚れ方,汚れ量でした。

RIMG0069のコピー

ブロック側を洗浄したら、よ~く(奥の方まで)点検します、はいエンジンさん恥ずかしくないからね~

とか言いながら(笑)

クランクシャフトの後端も邪魔がなくて良く見えるのでクランクオイルシールの漏れ、

傷、めくれを点検、K型系の場合は赤矢印部分にあるブッシュを慎重に見ます、

RIMG0072

平行して旧いミッションのメインシャフトとレリーズベアリングの周辺部も点検、観察します、

ライティングして拡大鏡を使いましょう、そうしましょう。

RIMG0077のコピー

新旧のトランスミッションASSYの比較、

赤矢印のメインシャフトの先端部が段つきで痩せてました~、

RIMG0078

取り外したクラッチ系の旧部品、やはり磨耗と摩滅はありますが良い状態でした。

クラッチ、カバー、レリーズベアリングで¥25,631円

RIMG0090

左がNEW,右が問題のブッシュです、価格¥273円

クランクシャフトの後端部でずれたブッシュはクランクを傷付けない様に慎重に抜き取ります。

RIMG0093

クランクシャフトの定位置にブッシュを装着します、オイルシールやフライホイルボルトのネジ部も良く見て

キレイに下処理しておきます。RIMG0095

CL7はFD2用の純正フライホイルを軽量化の為に使いました、いわゆる流用チューンですね、¥19,425 円デス。

RIMG0039のコピー

赤矢印がリジカラを挟み込むボデー側。前後で4か所で締結されています。

RIMG0057のコピーのコピー

そのボデー側を拡大すると、面ズレ、穴ズレで青矢印部には泥が進入、つまり面が密着していないので隙間あり、

赤は軽度の錆ですね、アルミホイルとローター接触面など通常でもこれくらいの錆の跡はあります。

RIMG0054

ボデーと対面しているサブフレームの上面側、ここも面もボルト穴もズレズレです、錆の跡も見えますが

これくらいは問題はありません、リジカラの装着で専用のグリスを使うので量産状態より耐食性が上がり

防錆性能は量産ノーマルより高くなると類想されます。

RIMG0013

作業の後は温水の高圧ジェット洗浄機を使い洗浄しちゃうぜ~、

ブシューギュォォ~てね、

アライメント調整はタイヤ交換をしてから再入場して頂いて

作業をすることに、ここまで総額¥548,495円、

ご用命ありがとうございます。

 

 

Posted by吉澤