エンジン、ミッションを搭載、十分に油圧を上げてからエンジンに火を入れます。
始動したらアイドルで各部の音を聴診器で聞き取り、クラッチや各ギヤ、ハブなどの音もチェックします。
ヒーターコアにも通水してヘッドも慎重にエア抜き、一度水温を上げてファン、エアコン、充電量、暗電流量も計測します。
HDSで車体側とデーター通信、ABSなどの電装系も全てチェックして点検します。
組み上げて工場の周辺を2~3km試乗しました。
そんなフロントのリム廻り。
リムを外して点検します。
おなじくリヤの周辺です。
リムを取り去り点検します。
ブレーキラインを現像液でリークチェック、わずかな滲みも見逃しません。
点検の最重要ポイントのひとつですね。
タイヤ、ホイルはリバランスチェックを施して、、
いざタイプワンを出発して試乗です、コースは東名~小田原厚木を使い大磯に、
ラッピングしながら先ず高速で3000回転をキープして距離を稼ぎます。
高速を降りたら、今度は下道の国道1号に、関東の峠の聖地、
アップダウンとコーナーが連続する箱根に向かいました。
夕暮れの箱根、エンジンのレスポンスはどんどん軽く変化してきます。
時にVテックに入るとクルマが切なく咽び泣きます。
エンジンはファ~ん、ファン~んて、、たまらんの~。
つい我と仕事を忘れて(笑)、いつのまにか箱根の魔境の芦ノ湖まで、、
クラッチやギヤの駆動系も振動がなくてスムーズそのもの、いいクルマになりました~、
これなら自信を持ってお客様に引渡しが出来ます。
試乗することでサスやマウントが馴染んでからタイプワンでは正確なアライメント調整を、
こんな作業の行程を経るのは試乗前のデーターに比較するとアライメントは無視できない変化があるからなんです。
全作業は10日間、総費用¥2,013,794円でした、ありがとうございます。
Posted by 吉澤