気に入ったクルマを永~く楽しむ、自分らしいクルマの味を求める時代なんです、
タイプワンのお客様で20万km超えは珍しくありません、全然普通、
集中メンテで本物の美スポーツを目指しましょう、、なレポートです。
作業のご依頼はメンテの定番といえるトランスミッションASSY、クラッチ交換をメインに入庫した黄色S2000、
走行距離は24万km、「目指せ50万kmクラブ」ですね。
クラッチマスターから作動液が(赤矢印部)内側に漏れてました~
こうなるとASSY交換しかありません。
クラッチマスターのリザーブタンク内を覗いて点検、写真のように、
黒く作動液が汚れたら液は全量交換しましょう。
純正部品のクラッチマスター¥9,450円、スレーブシリンダー¥6,405円 です、
SPOONクラッチスレーブホース¥6,300円、
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赤矢印の奥にリジカラが挟まれて活躍しています。
トランスミッションを降ろすにはサブフレームを途中まで、約100mm程度下げます、
下げるのは締結ボルトのクビレ(青矢印)が目印ね。
サブフレームとフレームに挟まれたリジカラ、
隙間ゼロでグリスは円周部にはみ出していますね、ちなみにカラーは再使用可能です。
撮影の為に取り出されたリジカラ、青矢印のテーパー部がフレームに押されて、
ボルト穴は段々とに狭くなります、
規定のトルクで締めるとフレームとサブフレーム、
そして締結ボルトの「3箇所」は隙間なく完全に固定されるんですね、
写真はボルト穴に残されたその強い締結を表わすネジ痕です、
ボルト穴の内壁に強く転造されてますね。
強く締結されたボデーは一体化してゆるがない「巌なボデー」に、
ボデーはイワオだけど乗り味は硬くない、しなやかになりますよ、。
24万km走行のミッションは今回が初回のオーバーホール、
クラッチの交換は今回が3回目です、
つまり8~10万kmに一度のインターバルでクラッチデスクの交換という事で、
なかなかに通な修理履歴では、いい感じです。
プロペラシャフトのガタ、異音を点検、シャフトは完全に交換時期でした、
純正新品¥97,860円
SPOON¥99,750円
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交換したSPOON製クラッチ系の部品、ディスク¥23,100円、カバー¥39,900円、
レリーズベアリング¥14,700円、フライホイル¥44,100円、
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オーバーホールされたトランスミッションを積みます。
下記のSPOON製に交換しました。
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重作業が終わりこれから最終段階の調整に、これから1階フロアに移動します、、。
リフトで1階に着いたS2000は1Fの2柱リフトで新組みした固いミッションをラッピングします、
シフトの操作性も確認です、リフトに上げた状態で作動音も聴診しました、良いです「ハンソン」、
スムーズに規則正しく刻むリズムが好音です。
さてスタッフが試乗スタート、ドライブしながら仔細にクルマと対話しちゃいます、
熟達のスタッフが聞こえない音と感じないほどの微振動まで見逃しません、
プロの感覚で完成検査しますので安心してお任せ下マセ。
試乗を終えたら精密アライメント調整を施します。
これらの作業での部品代金は¥428,600円、工賃71,400円、
総額¥500,000円でした、ありがとうございます。
Posted by吉澤