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スーパー耐久シリーズ2016 開幕戦が4月2,3日に栃木のツインリンクもてぎで開催されました。

参戦車両はS2000、カーナンバー95、ドライバーは昨年に引き続き、Aドライバー松井猛敏、Bドライバー中島保典の最速コンビに、Cドライバー市嶋樹でエントリー。

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開幕戦もてぎは5時間の長丁場、Dドライバーは木下隆之選手です。

GAZOO RacingとHondaスポーツの「Made in Japan的」な素敵なコラボ、Pitウォークで皆さんイッパイ写真撮ってました。

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フリー走行ではクルマの感触も良く、セットアップはタイヤライフや燃費も含め良い感じ、そして迎えた土曜のAドライバー予選、いざ松井選手がアタック!!と思った刹那、、、、

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アウトラップで突然のミッションブロー、コース上で走行不能な状態に、こんな事もあるのがレース。

この先B、C、Dドライバーの予選が残っているので素早くスペアミッションにASSY交換を行います。

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約1時間でミッション交換作業が終わりC、Dドライバーの予選には間に合いましたが、予選はノータイム、決勝は最後尾からのスタートになりました。

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レースはスタートドライバーの松井選手が鬼神の走りで2時間半が経過した時点ではクラス5位まで浮上しました!

後半もこのペースを維持し更に上位を目指していましたが、、残り2時間でドライバーから悲痛な無線が、、

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「エンジンがバラつくんだけど~、、、どんどん酷くなる~」

チームは受け入れ準備を整え緊急Pit in、症状から考えると点火系が怪しいので、プラグをチェックする為にイグニッションコイルを抜こうとすると何だか妙~な感じ。

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なんとイグニッションコイルが途中で破断、折れた部分がヘッドのパイプ内に残りなかなか奥から取り出せません。

様々なトライの末に何とか取り出しに成功、まるで井戸に落ちた子供の救出劇の様でした。

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レースの結果は22台中13位と平凡な内容でしたが、珍しいトラブルシュートも経験し貴重な完走ポイントの1ポイントを得る事が出来ました。

いろんな事が起きた開幕戦、ラップタイムに一喜一憂し、セッティングに悩み、トラブルを乗り越え、その度にチームが一丸となり、最後は皆が笑顔になる、この耐久レースで得られる一体感が良いんですよね。

次戦のSUGOに向けチーム一丸となり気を引き締めてレースに挑みます。

みなさま、応援よろしくお願いします!

Posted by Jomoto