3月22日モビリティリゾートもてぎにて、スーパー耐久シリーズ 2026 開幕戦となる「もてぎスーパー耐久 4 Hours Race」が開催されました。

今シーズンのドライバーラインアップは、A ドライバー 小松 一臣 選手、B ドライバー 小出 峻 選手、C ドライバー 三井 優介 選手です。

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木曜日から走行を始めてセットアップを開始。
3月上旬に行われた公式テストの走行結果を基にタイプワンで仕様変更済み。

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公式テストに比べて気温や路面温度も高い傾向にありますが、基本セットは良好で車高や減衰調整を行いベストなバランスを求めて走行を続けます。

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翌朝のもてぎは雨。

天気予報は直前まで変化が多く、当初は小雨程度を想定していましたが、走行開始の頃には本降りのコンディションとなりました。

事前に準備していた走行メニューは、予選・決勝ともにドライ路面を前提とした内容でしたが、こうした状況を受け、ウェット路面に対応したセットアップ確認を中心としたメニューへ変更して走行へ臨みました。

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私たちはこの雨を前向きに捉え、FL5 でのウェット走行経験が無い小松選手の習熟を優先する方針としました。

ベテランの小松選手は、そうした状況の中でも短時間で車両特性をつかみ、若手2人に迫る好タイムを記録。

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午後のセッションでは天候も回復し、セッション終盤には路面はほぼドライコンディション。
そのため、最後には予選を想定した走行を行うことができました。

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土曜日に行われた予選は、A・B ドライバー合算タイムでクラス5番手と言う結果。

4時間という短いレースであり、かつオーバーテイクの難しいもてぎですが、決勝に向けて改めて戦略を練り直し、確実なピット作業と着実なレース運びで追い上げを狙います。

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土曜日と日曜日に行われたピットウォークにはたくさんのお客様にお越しいただきました。
小さなレースファンの笑顔が眩しいです!

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スタートドライバーは小出選手。
2026年シーズンに弾みをつけるスタート期待していますよ~!

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オープニングラップでランサーをパス。
全クラスを通じて接触などのトラブルもなくレースは進行し、開始から約30分の時点でポジションは2番手まで浮上。

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トラブル車両の回収により急遽 FCY が導入。
運悪く、95 号車はピットインのタイミングを逃したため、SC へ切り替わったタイミングで三井選手へドライバー交代を行いました。

当初はタイヤ無交換を予定していましたが、想定以上に摩耗が進んでいたことから、作戦を変更し、フロント 2輪を交換してコースへ復帰。

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作戦変更により次のピットでもタイヤ交換を実施。
フロントタイヤを使い切るかたちでペースを上げ、トップを追い上げていきます。

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2番手をキープしたまま小松選手へドライバーチェンジ。

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ベテランらしい落ち着いた走りで小松選手もポジションをキープ。

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残り25分の最終スティントは小出選手。
給油のみでコースへ復帰し、95 号車はこのタイミングでトップに浮上します。

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タイヤグリップが低下する中、7号車の追い上げを懸命に耐え・・・

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最後はエンジンルームから白煙が出るトラブルを抱えながら、225 号車を抑えてトップでチェッカーを受けました!

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たくさんの方々から温かい声援をいただき、TEAM SPOON は開幕戦を優勝で飾ることができました。

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ログデータを見直すと、白煙が出始めた頃から徐々に油圧が低下し、ファイナルラップでは油圧がほぼゼロに。
焼き付きも起こさずに最後まで力を出してくれたエンジンくんありがとう。

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抜けたオイルは 1L のみで、メタルフレークは無し。
オイルラインからリークし、タービンで燃やされていた事が原因でした。

スペアエンジンは対策を講じて載せ替え、エンジンルーム内も総点検。
次戦の鈴鹿も完走できるように頑張ります。

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トロフィーと並んだ素敵な贈り物が、疲れた体に力を与えてくれました。
小さな熱いファンからの応援に、あらためて励まされます。

引き続き、ご声援のほどよろしくお願いいたします。