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今回はFD2のサブフレームリジットカラーキットの取り付け作業のレポートです。
このパーツはサブフレームをボデーに組み付けているボルト(クルマで最も太いサイズ)の穴サイズが大きくこれがボディとサブフレームのズレを生んでいました。
SPOONは従来はこの部分を確実に一体化する様に組み付ける目的で溶接していたのですが、今回特殊テーパー角を採用したAL材カラーを開発した事で飛躍的にボデー剛性を簡単に上げる事が可能なキットを製造しました。


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サブフレームを締結しているボルト径は13.9mmですがサブフレームやボディの穴サイズは16.1mmです。写真(黄色矢印)で判る様に2.2mmのガタが存在していました。
FD2の場合は4ヶ所のボルトで取り付けられています。

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ボルトに装着された下側のカラーはサブフレームに挿入されます、
ボルトの中間カラーは 下側(青マーク)がサブフレームに、上側(赤マーク)はボデー穴に噛み込みます。

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カラーは微妙なテーパー角と貫通している穴サイズが巧妙に設計されています、既定のトルクで締める事でボルトで締め上げられたALカラーが穴内部で潰れ、サブフレームとボデー本体を強固に一体化します。

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