チューニングヘッド1.jpg

今日はDC2インテグラのお客様です。

走行距離はまだ4万km。10年以上経過しているとは思えないほど程度が良くエンジンも好調ですが、今回更にエンジンのフィーリングを向上させたいとの事で、SPOON チューニングヘッドを搭載することになりました。

DC2エキマニ.jpgDC2インマニ.jpgDC2ヘッドおろし.jpg

作業は車上にて、まずエキマニ、インマニなどの補機類を外し、ヘッド単体でおろします。

DC2ヘッドおろし2.jpgDC2シリンダー2.jpgDC2ヘッドおろし3.jpg

加工を施したチューニングヘッドを搭載する前に、ヘッドを下ろした状態でエンジンの状態をチェック。せっかくヘッドを載せ換えても腰下の状態が悪ければ意味の無いものとなってしまいますので、走行距離の多い車両は注意が必要です!

写真のようにピストントップ、燃焼室には多少のカーボン蓄積はありましたがシリンダーの状態も良好。ガスケット面のひずみ、傷も無く問題なく換装が出来そうです。

ヘッドガスケット.jpgチューニングヘッド2.jpgチューニングヘッド3.jpg

写真左はSPOON 2Pヘッドガスケット。STDの0.75mmに対し、薄口の0.45mm 2ピースビーム溶接タイプで確実にトルクアップを実現いたします。

ガスケット表面がオレンジ色に塗られているのは圧縮やオイル、水漏れを起こさないように更にスプレーガスケットを吹きシーリングしているためです。

写真中央はSPOONエンジン室にて加工を施したチューニングヘッドです。今回はポリッシュバルブを追加して、燃焼室容積あわせ、ポート研磨、段つき修正を徹底的におこない、限りなく抵抗を少なくし吸気→燃焼→排気効率を向上させます。

ヘッドタイミングベルト.jpgタイミング.jpgバルブクリアランス.jpg

最後にタイミングベルトも新品に交換しバルブクリアランスを調整して作業完了。

ヘッド交換前に比べて、明らかにトルクがアップし全域でレスポンスも向上しましたね!

これからも末永くDC2を乗り続けてくださいね!!

Posted by 原

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