走行85000キロのCL7さん。Go来店を頂きました。時にはサーキットで光速ドライブする後期型。激渋カラーがマジでステキなユーロR君ですな〜。

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作業前に担当のスタッフがビフォワー比較の確認で試乗しまス。
コ―スは何時ものタイプワン認定のテストルート。アップダウンあり、アンジュレーション荒れ、1ラップ30分のSPコースです。蛇足ですがチームリジカラも同じコースを走行していて稀にスレ違ったり、ドキ♡。
クルマは低速域だから出来る評価も在るんですね。

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緑の矢印が障害部分の始まり。これ位だとごく初期症状ですね。このブッシュは負荷を繰り返し受けて亀裂が徐々に深くなり最終的には破断して切れます。

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左フロントABS車輪速度センサーが根元からポッキリと破損してました〜ドライブシャフトが首を振りセンサーと接触、クラックに水が入り錆腐りが進行した模様ですね。

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Honda系に限りませんが鍛造の量産ロアアームは機械加工で仕上げるのでどうしても端面に応力が集中するので新品アームはちょっと加工してから組み付けます。
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http://spoon-mechanic.seesaa.net/article/137737568.html

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歴代のHondaFF車で最良のリアサスペンションの設計では、、理由その?ジオメトリー変化が少なく穏やか。?軽量で高剛で調整代と箇所が多い。?単体部品が安価でしょうか、1G近辺のトー変化が極小で非常にタイヤ情報の表情が豊かなんですね。これがCL7の好評価のポイントの一つなのでは?

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フロント駆動車の1番の鬼門と言えばハブとハブベアリングでは、大荷重を受け回転、ブレーキの熱履で赤化したローターは転舵で横Gを受け「ゆらめき」、、ノーマルタイヤで10万km、Hiグリップタイヤでサーキットとなると2〜3万kmでガタが出る場合も珍しくありません。不思議と左側が先に駄目になります。
逆に言うと左が大丈夫なら右もOKな筈。これ日本の場合で右通行の左ハンドルは逆の傾向だそうです(謎)

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これも熱と振動でガタがでる部分ですね。目視でグリスがニュルっと外に飛び出してたら駄目デス。要交換です。

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フロントドライブのクルマ全般ですがこれが鬼門の?です。これも左アウトボードが先に駄目になります。インボードが駄目な場合はクリップやLSDの点検が必要です。そのまま交換しても駄目です。原因を直さないと、、。

ドライブシャフトASSYは下取りなし製品に為りました。
CL7、FN2などリスト以外でも製作しています。
     

ドライブシャフトの紹介はこちら


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アーム可動部分はコパグリスをヌリヌリしましょう。異音、防錆、腐食、防水の為に通称リジカラグリスを塗布しまくり、新エチケット。これハブボルトやハブセンターにも有効ですね。
よく異素材間の電触が話題になりますがアルミホイルと鉄ローターなど良い例では、組成的には腐食はありますが現実には無視が出来ると言う事で、外装パネル類のアルミボンネットやアルミフェンダーなどは「美観上」で対策していますが、、。

リジカラグリスの広告です。
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新品ロアアームをサブフレームに組み付けているシーン。胸が熱くはなりませんが、、それなりにオよよ的な感激が在ると言うか数年しても作業したクルマは判りますね。あ〜あの頃はこんな感じで作業していたんだ〜的な、、これ作業メカだけが判る心情かも(笑)

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このパート、パーツはお客様の手配でセレクトされたので「サクサク」ハイハイ的に作業ですがハットとローターのピン高さがパットが摩耗すると気がかり、、オーナー様、次回パッド交換時はココ観てね。

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リヤローターは防錆ジンク塗装で塗装して処理します。

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さて納車前試乗でモトマチですよ、写真は横浜〜さそがれ元町あたり〜演歌の大御所「五木ひろし」。猫ひろし君と友達でしょうか〜?


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みなとみらい。数年前に奥に見えるホテルで挙式したな〜。

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試乗後には最終アライメント測定と調整です。今回は試乗前の大まかな測定数値に余り変化がありませんでした。あら珍しや、と言うかこの辺りが「コジリ」が少ない素直なサスの特徴なんですね。

これで全ての工程を終え引き渡しが可能になりました。 ありがとうございます。


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