平成15年式 走行距離は9万kmで最初のクラッチ交換で入庫を頂きました、
通勤など日常使いがメインで激しい走りはしていないそうです。
う~ん、エンジンルーム内は長年の汚れが~、、、
サクとエンジンルームもボディも洗い、、気持ちよ~くして、イザ作業開始です。
サブフレームは車体から完全に取り外して、、
降ろしたトランスミッションASSY、赤→部はレリーズベアリングの摺動部ですね。
そこを拡大して点検するとこんなでした~なんか得体の知れない物質が噴出、、
チョッと怖いんですけど?
赤〇部分はクラッチレリーズフォークです。
そのクラッチレリーズアームの裏側を点検すると
磨耗してました。
トランスミッションも洗浄してキレイに、、
赤→はレリーズアームのピポッドですが、、
磨耗が進んで頭頂部は変形もしてますね、これが異音の原因の一つです。
交換されたクラッチ系の部品です。
↓
K型 クラッチ キット
フライホイルはシビックRのFD2型を流用、
ノーマル7kgを4,8kgに軽量化しちゃいます。
↓
CIVIC Type-R FD2 フライホイル
同時交換したエンジン、ミッションマウント類です。
↓
ACCORD EURO-R CL7 エンジンマウントセット
じゃ~行くゼ、サブフレームASSYを取り付けだ。
サブフレームを組んでからヘッドカバーを外してタペット調整しちゃいます。
赤→が計測機材のシクネスゲージ、バルブとロッカーの隙間を各種の
薄さを重ね先ず現状を全て計測記録してから調整に入ります。
満面の笑みで楽しそうな小林メカ、もうすぐ36歳、次期タイプワンの店長候補かな、
東京都八王子出身で座右の銘は「S2000が好き」だそうです。
試乗前にリフト上で作動チェックしてシフトの前後ストローク量や
テンションを点検、もちろん異音や振動にも細心の注意を払いながらね。
試乗してから納車です、作業のご依頼まことにありがとうございました。
Posted by 吉澤