名古屋からご来店のアコードCL7、走行は約10万km、
どうも「ゴロゴロ」音が速度に関係なく聞こえて来る~的な訴えでした、
それでは作業前にスタッフが試乗してみましょう。
10分くらい近所を試乗、この音(振動)ですよね~、そうなんですW、では「だいたい」は判りました~、
ずばりハーフシャフトが怪しいデス。
リフトUPして2階で点検開始です。
今回はトランスミッションは降ろさないので赤→の樹脂キャップでオイル止め処置して
問題のハーフシャフトを取り外します。
ハーフシャフト内のベアリングが摩滅して数ミリ前後左右に動く状態でした、アカンで~これは!!
同時にフロントハブベアリングも交換しました。
ナックルも洗浄してハブは防錆処理を施します。
取り出したロアアームの赤〇部のブッシュは一見問題がないように見えますが、、
拡大すると亀裂が、、これらアームのブッシュは概ね15年、15万kmが交換時期です、
そういえばタイベル、テンショナーと同じ時期ですね。
これから交換され車体に組み付けられるフロント部の交換される部品群です。
ステアリングラック、エンド、タイロッドエンド部の交換部品ですね。
FFのかなめ、ドライブシャフトはSPOON製に交換です。
↓
DRIVE SHAFT SET
これはリア部の新旧部品群です。
お預かりしたお客様のクルマは仔細に綺麗に、メカは手先、指先をキレイに、もちろんウェアも清潔に、
作業する工場環境は整理して安全に、いつどなたに見学して頂いても大丈夫です、作業は安心してお任せ下さい。
漆黒のボディに写り込む現代アート、タイプワンの壁で静かに自己主張してます(笑)
ロッカーアームタイプのタペクリ調整、お預かり中は完全に冷えるので精密に測定が出来ます。
クリアランスのばらつきも問題なし、非常に良い状態でした。
取り外されたヘッドカバーの内側、出た~マァベラス級の美しさ!!
逆に駄目な例、、
↓
http://www.typeone.jp/?p=7802
試乗前にリフト上で駆動させて測音チェックしてから試乗に送りだし、、
冷えた状態から走行を開始、翌朝また冷えた状態から試乗してダブルチェック、
テストは経験豊富な熟達なメカが担当して自信を持って完成車を引き渡します。
タイプワンでは試乗から戻ってからアライメントを再調整しています、
そんなプラス一手間が活きるんですね、クルマを更に深く良くするには、、
うふふ、て満足そうな笑顔のメカさん、ジャニーズ系のカメラ目線ですね。
Posted by 吉澤