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入庫した平成5年型のEG6、走行距離は10万km、固体としてはミントコンデションです。

当時の名機B16-A型エンジンを軽量コンパクトな車体に搭載した「ガチスポ」Hondaを代表する名車ですね。

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OHするために降ろしたトランスミッションASSY、

赤→がレリーズベアリング、青→はレリーズフォークです。

TRANSMISSION OVERHAUL

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レリーズベアリングはガタが多くて「破壊寸前」、アイドルでギヤを入れないで

クラッチを踏んだ、離した、を静かな処で聴くと音(振動)の差で合否の判断が可能です。

外から音を聞いて違いが判るようならベアリングはお亡くなり状態ですよ。

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接触面が磨耗して一部はスカッフ痕跡もあります、

ベアリングもフォークも新品へ交換しました。

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フライホイルを取り去ると目視で見える赤→クランク後端部の大径オイルシールは将来予防で交換しました。

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フロントアーム関係は全てASSYで交換しました。

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赤〇部分はSPOON製の強化品に、他はHonda純正部品です。

Lower Arm Bush Set

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写真の上は新品でブッシュは真円ですが、

下の古いブッシュ部を良く見ると荷重を受けている赤→は圧縮され、

青→は伸びて破断が進行していますね。

この部位はどんな車種でも距離に関係なく絶えず押され長期経年でこうなります。

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アンチエィジングしないとね(笑)

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リアサス関係です。

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同スタビブッシュもヨレヨレでした。

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スタビ関係も前後とも全て交換です。

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ハブ、ハブベアリング、キャップも交換しました。

赤→のキャップの機能は防水でベアリングルームにリジカラグリスを塗布して組む事で

10年先まで大丈夫、安心して下さいね。

リジカラグリス100g 

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ステアリング系の交換部品です。

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Fハブは冷えた状態でガタが既にあると熱が入るとガタガタ、

そんな微細な障害を静かな作業環境で判断します。

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交換されたSPOON製フライホイル、組み付けボルトは規定トルクで〆てマーキング、

こんなダブルチェックが再修理を無くす自慢のポイントです。

FLY WHEEL

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全て新品のアーム類に組みなおしたナックルを取り付けます。

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赤→がSPOON製の高硬度トレーリングアームブッシュ、

なおEG,EK、DC系はこの大きなトレーリングアームブッシュは全てに互換性があります。

BUSH SET RR.TRAILING ARM

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美しい、日本の心、

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ビューティフルなジャパンHonda。

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リフト上で先ず慣らしながら点検して、

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1回目のアライメント作業、

IMGP0899

約200km程度を試乗して完成後に各部を検査します。

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試乗あと精密に再度アライメント調整して測定結果はオーナー様に作業写真CDと共にご報告しています。

作業は5日、すべての費用は¥827,700でした。

 

Posted by 吉澤