お客様からフロントから異音と振動が半端ない、アクセル踏むとゴリゴリだしステアリングを切りながら
アクセル抜くとガタガタだ～と悲鳴のような電話が、実車を検分するとドライブシャフトも怪しいんだけど
まずは今回「予算」最優先で即着手、
そんなハブベアリングだけを交換したよ的なレポです。
赤→は抜いたハブに残るベアリングレース、でもこの部品はそのまま廃棄なのでリア部みたいにレースを抜く必要ありません、
青〇部は叩かれて痩せてますね、可愛そうなアンナ、これじゃ恋のフォーチューンは「凶」ですな～。
ナヌ～、このハブを何とか再使用したい、粋なご意見ですがそれ「固く」お断りさせて頂きます（笑）
赤〇部、抜いたハブベアリングのケース外壁には錆が発生していました。
すると当然ですがベアリングの収まるナックルの内壁にも腐食があるよね～、そこでひと手間プラスしましょう、
ナックルのケース内を軽～く磨いて面出して地肌を作る、そんな地味だけど当たり前の下処理しちゃいましょう。
新旧のハブの比較写真、比べる事もないんだけどネ、、
ハブベアリングには向きがあります。
写真左側赤→オイルシールが見える方が車体の外側に向いて、
右側青→が内側、まれに逆に組まれてることがあるんですよ、
修理依頼で入庫した車両を分解すると、これで良く装着が出来たな～て、軽く関心することがあります。
ベアリングの収納部を磨いたナックル本体は洗浄してキレイにします。
機能に関係なくても気持ちの問題、ドロドロのまま組むのは嫌じゃない～。
組み込んだハブベアリングの赤→、黒いオイルシールが外を向いていたらＯＫ、
これなら誤組じゃない、正誤のポイントなので再確認です。
はい、おまたせしました、作業終了です。
片側のみ交換は1時間30分、請求額の総合計は￥２７，５６０円（税込み）
ありがとうございました。
でも、やっぱり左側が先にダメージ進行していましたね。
Posted by 吉澤
; ?>/images/access.gif)
