走り出しは8月28日(水曜)の朝8時から、メカの原が現地からレポートします。
この日は終日酷暑、気温38℃、そんななか30分のスポーツ走行を7本走行して、
ベストは46秒台、まずまずのタイムで滑り出しOK、夕方4時には撤収しました。
29日(木曜)からは各種のトライを施しながら若干涼しい(それでも35℃)30分を6本走行、
タイムは45秒台で仕上がり好感触です。
メカが持つメモは30日の占有走行9時からのセットメニュー、1時間連続でドライの間に
キャンバーだけの変化を見ることにしました。
走行後には各データーを検証しながら記録してセットを進めます。
31日(土曜)いよいよ予選です。
予選Aドライバー松井選手はサクと1番タイム、
Bドライバーの中島選手もシュと決めて今シーズン3度目のポール決定、
そんな走行前のフロントビューです。
吸気口の金網を20mm後方(奥に)ずらしたら水温が5℃下がりました~、空気は奥が深いですな~。
9月1日、朝のウオーミングアップ走行はヘビーウエット、天候は
猫の眼のようにさまざまに変化していて、、まったく先が読めません。
スタート前のブリーフィング、雨量は、ドライの可能性は、ウエット宣言の中でタイヤマネージメントがいつもよりさらに重要です。
いよいよ日曜の昼、スタート前進行の時間です、いつゲリラ豪雨が来るのか? はたまたこないのか??
スタートグリット上の4クラスの上位、ガズー86は予選4位、そして優勝、おめでとうございます。
SPOON号はポールからスタートした1コーナーで飛んでイスタンブールで事実上「おしまい」でした。
しかし雨雲レーダー情報、それの天候予測を使いながらSCでの各チームのPitタイミングなどを利用して
トップから3周遅れまで順位は戻して完走しました、
私たちは次のレース、来年のレースに必ずやこの苦い経験を生かします、私たちは決してあきらめません。
勝ちたい、しかしそれよりもレースを支配したい、それにはさらにクルマを知る必要があるのです、今回は岡国で
「酷な現実」をまた知りました。
Posted by 原