アライメント調整を終えてモテギに搬入された我らチームSPOONのレーシングカー、
今回のテストメニューはLSDと操安の相関を評価、そのデーターを次戦モテギと
富士に生かしチームとしてクラス内の優位性を確保、が主目的です。
このカナードなバンパーはこのテストが最後、見納めです。
助手席側の窓から突き出した導風ダクト、太いの1本+もう1本、男らしいですね(笑)
朝10時で路面は60度越え、ピークは摂氏65度まで上昇しました。
過去最高の暑さ、アリゾナかいなモテギは、そんでもって走行中の車内は「ガビィ~ン」な超絶状態だぜ、
労働基準局から劣悪環境な労務で怒られますよ~(涙)
そんなブラックな噂が出ると困るのでドライバーさんにはクールジャケットを用意して使いました、
氷嚢を入れたBOXを冷水で循環させて、この環境で≒2時間は機能維持を確認。
デフは油量を増やしピニオンの歯面に空冷したオイルをジェット噴射させて耐久性を維持します。
写真上がデフのオイルポンプです。
中のトロコイドギヤが焼結製なので「剥がれ」など対策で毎レースごとに分解点検してます。
トランスミッションの油路、上部のチューブはハウジング内の圧抜きです。
エンジン下面、オイルパン周辺です。
Fロアアームの周辺、一見ノーマル風ですよね(笑)
ブレーキペダルは鬼剛性のSPOON製、待ち乗りのホンダ車にもね、装備しなさ~い、買いなさ~い、
クルマの印象が重厚になり大人なクルマになりますゼ。
エアージャッキで秒速リフトUP、それは装備すればあたりまえですよね。
でも1秒でも早くUp、1秒でも速くDown、、なんて「けなげ」なんでしょう。
そんな風に各部を工夫したりチューニングしたりしてるみたい、どうもそんなだそうです。
実は吸気口の奥はこんなことになってました、すいません、次からダクトも更に大幅にリモデル。
今度はダクト+ラジエター導風+ブレーキダクト等々の機能をコンパクトに満載しました。
チーム内の無線機置き場、正統な蛸足配線でゴチャ、なんとか充電中です。
次の走行に向けてエンジン暖気中です、ちょっと顔が怖いよ~、大魔神じゃないんだから、普通でお願いしますよ~、
え~これで普通なの、味噌汁で洗顔したのかと思っちゃいました、ごめんね。
クリーンでシンプルなDrシート周辺、スイッチは最低限に減らす、シートレールのガタはゼロに、
スライドの動きはスムーズに、ここは徹底して造り込んでいるつもりです。
Posted by よみうり大魔神な原。