最初はエンジン音が少し変だし、回転もチョット重い、乗って行くから見て~こんな
内容で自走で入庫しました。
一見するとごく普通のS2000ですけど、確かにブローバイが多いし、音は不調和音で
アイドル不安定、ンじゃ~リフトに上げて点検しましょう、そうしましょう。
プラグ見たら、驚愕ガクブル、 チョヤバでしょ、これは、地球の危機では。
でエンジンオイルを抜いたら、見よ赤→部を なんだ~、これは事件ですよ。
マグネットなSPOONドレンボルトが大活躍、
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まずミッションを降ろして、、シュてね。
エンジンを上に抜いて、赤〇部の排気ポートを、外したエキマニのパイピングの
内部は「もの凄い」状態でした、ガラが大量に出てくる(涙)
排気ポートの中を見ると、ガビィ~ン、カーボンは絨毯状態です、
フワフワと堆積してるんですけど、、チョットこれは、掃除の「ダスキン」さん呼ばないと、、
吸気側ポート内は生ガスが、、これガソリン希釈でオイルがシャバシャバですね、
これもイケません。
エンジンを作業台に乗せてパンを取り去り、ブロックを下から目視で点検、
と言うかすでに大体「エンジン内」の予想はつきますが、、。
パンの底に残留したエンジンオイルは焼けて炭化、コールタールの様相、
全体がエマルジョンな状態です(嫌)。
あちゃ~赤〇な部分、あ~あ、なぞの小田真理子さんが登場です。
赤〇はリングの破片、見事木っ端な微塵です、これは「イカン」ゼ、よ~く走って来れたね~
降ろしたエンジンに使っていたマウントは08年に装着、4年、3万km使用しました。
青→ぱっくリと破断してるし、こんな主要基幹部の周辺も「徹底して観察」、
俺らはみのがさないよ~プロだから当然だけどね(偉)
赤〇部はベルトサンダーで削り取った跡です、サーキット命なクルマは
これで3mmエンジンを低く搭載する事が可能なんですね。
加工前の上面の状態はこんな形状ですね、
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さて次回はブローエンジンの生レポート&NEWエンジン搭載レポートだぜ。
Posted by 吉澤