ご依頼はトランスミッションのオーバーホール
およびサスアーム、ベアリングの交換です。
作業前試乗では特段の違和感は感じません、
比較的シュ~てしてました。
先ずこのフロントロアアームは交換です、ブッシュ切れ状態で「ガタガタ」、
新品アームASSYで交換します。 価格は1台分¥70,350円、
ただいまブッシュだけの製造を計画しており、なお推進中です。
K型エンジン搭載車はフロントサブフレームを降さないとトランスミッションもエンジンも降りません。
なにするにも先ずはサブフレームASSYを取り払います。
赤〇印、今回はこれに泣かされました、通常なら1~2分で取れるマウントなんですが、、今回はこれが問題で、、
ボルトは数ミリ抜けた処で「がん」と固着? ゆるめる×、締める×、びくともしません、どんなつらい過去があったのか?
聞いても答えはありません、また相手場所がエンジンブロックなので無理に抜くと最悪エンジン×になりかねず、、
禁断のヒーター君まで登場、メキシコ料理にモヒートて、、メカはもうヒーフィー言ってます。
危うくブロック修正か、とビビりました、泣きながら何とか取り出した「やさぐれ」マウントさん、さびでガビガビでんがな、
でも当たり前ですが苦労しても不思議と取れると嬉しいんですね。
交換したマウント類 1台分¥32,361円 赤〇が問題のグレたマウントの新品ですね、
通常2時間で降りるトランスミッションを6時間かけて「命がけ作業」で泣きながら降ろしたミッションASSYです、
こころなしか堂々としてますね(笑)
走行距離10万kmのメインシャフト、レリーズはダメでした、でも先端の
青〇部のスプラインやブッシュの嵌合はキレイですね。
交換したレリーズフォークとレリーズベアリング、新旧対比です。
でもね、この固体はここが磨耗していました。
新品に比べ約0,9mm円周部が磨耗、摩滅していました、新旧の比較で鍛造形状が微妙に違いますね。
アームの裏側のピポッド受け部にグリスを塗布します、これチョット盛りすぎ、(笑)
取り外したエキマニのポート内を見ると だいたい溶接スパッツ、赤→ありますけど、
これはチョット、恥ずかしいよ~お母さん。
こんな堤防「なき事」と加工図で指示されているんでしょうけど、大声でチューニングとか
言わなくても「やる事はヤルよ」、リューターで「ウイィ~ン」てポート整形しちゃいますね、
これメカの気持ち、プライスレスですので。
交換したフロントハブ、ハブベアリング類です、1台分¥25,936円
注文はパーツバンク がいいみたいですよ。
↓
Honda Parts Bank
車体にアーム、ナックルを組んで、ドラシャ、ローター、キャリパー
と組み付けると完成まじか、マジすか?
アームを取り払った「入居前」リアボデーの図。
引越し後に入居した図、各パーツが左右対称に組まれた状態ですね、床下もさび止めスプレーを「ビタビタ」に塗布して
掃除クリーニングしちゃいます。
交換したリアアーム類の1台分、全てで¥144,334円
赤坂見付付近の朝、いいね、早寝早起、一心不乱。
試乗後はアーム類が車体に馴染むので正確無比にアライメントを調整します。
Posted by 吉澤