10月26日岡山県の岡山国際サーキットにて、スーパー耐久シリーズ 2025 第6戦となる「スーパー耐久レース in 岡山」が行われました。
今回の岡山では、グループ1とグループ2の2つに分けられたグループ毎に決勝レースが行われ、TEAM SPOON はグループ2で午前中の決勝レースです。

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昨年は惜しくもリタイアに終わった岡山。
今年は問題となったブレーキは対策済み。
完走、そして、更なる高みを目指してセットアップを開始します。

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今年のレースウィークは昨年に比べて気温が低い予報でした。
昨年のデータで持ち込んだセットアップからは大きな変更はありませんが、低い路面温度に合わせた車高、減衰値の調整を行います。

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ブレーキもバッチリ。
決勝用ブレーキの準備もセットアップと同時に進めます。

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順調に迎えた土曜日の予選。
A・Bドライバーの合計タイムの結果、決勝はクラス5番手からのスタート。

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決勝の朝、日曜日のサーキットは雨が降ったり止んだりの天候。
天気予報が幾度となく変わる中、スタートタイヤ選択にギリギリまで悩みます。

ほぼ全チームがウエットタイヤを選択する中、TEAM SPOON は天候が早期に回復すると判断し、雨を得意とする小出選手に託しスリックタイヤでのスタートを決断しました。

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3周のセーフティーカー先導でレースはスタート。
スタート時に再び雨が降り始め、さすがに濡れしきった路面ではウエット勢についていく事は出来ず、ずるずると順位が後退していきます。
予想以上に天候回復が遅れたこともあり、トップと最大約90秒近く離されたものの、路面状況の改善と共にペースが上がり順位を挽回します。

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スリックスタートのメリットを最大限に得る為、スタートドライバーの小出選手は最大運転時間99分ギリギリの48周目にピットイン。
この時点でクラス2番手へ浮上し、西村選手に交代します。

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作戦でショートスティントとなる西村選手。
まだまだ路面に水が残る中、無交換の為、温まっているタイヤで安定したラップを刻み、トップを追いかけます。

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最終スティントは山田選手。
フロントタイヤ交換と給油を済ませ、トップの225号車を追いかけます。

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チーム最速のラップタイムを記録するほどの気迫の走りで猛追をするものの、逆転には至らず。

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ピットアウト時にはトップと約20秒あった差も1.2秒まで追い上げ、チェッカーを受けました。

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予選5番手からノーミスノートラブルでの完走、そして2位の嬉しい結果となりました!
小出選手はこの日が26回目のバースデー!
お誕生日おめでとう。一緒にお祝いをしてくれた KTMSさん、新菱さん、ありがとうございます!

次は最終戦の富士4時間レースです。
良い結果をご報告が出来る様に頑張ります!!