3月23日モビリティリゾートもてぎ にて、スーパー耐久シリーズ 2025 開幕戦となる「 もてぎスーパー耐久 4 Hours Race 」が開催されました。
今シーズンのドライバーラインアップは、Aドライバー山田さん、Bドライバー小出さん、Cドライバー西村さんです。
.
木曜日のフリー走行から車両セットアップ開始。
前回の公式テストで消化しきれなかったメニューを含めた、新たなセットアッププランで効率良く走行を行います。
.
新たに仲間に加わった西村さんを交えて意見交換。
サスペンションセットアップを進めながら、なるべくロングランでブレーキの耐久テストを同時進行させます。
.
開幕戦は参加台数が多く、レースを2グループに分けて行われます。
私たちの ST-2クラスは、Race2 で日曜日に予選と決勝です。
土曜日、日曜日共にピットウォークではたくさんのファンの方に応援を頂きました。
.
翌日の走行に向けてメンテナンスタイム。
リフレッシュと各部チェックを行い予選、決勝へ備えます。
.
山田さんのアタックを見守る小出さん。
A.B両ドライバーの合算タイムで行われる予選結果はクラス6位。
決勝も見据えたセットアップも行いながらのアタックでしたので、私たちとしては十分な予選結果と言えます。
.
新 TEAM SPOONで記念撮影。
力を合わせて4時間戦い抜きましょー!
.
スタートドライバーの小出さんは、昨年のオートポリス戦を彷彿とさせる好スタートで一気にクラス2位へ。その後も安定した走りでクラス2位のまま山田さんへ交代する1回目のピットストップです。
.
ピットストップ後にクラッチ油圧系にトラブルが発生。
何とかアウトラップを走り切り、修復作業を行います。
クラッチマスターの不具合が確認でき、スペアパーツへ交換作業を行いました。
.
修復後もクラストップに迫るタイムで周回を続け、山田さんから西村さん、小出さんへとバトンを繋ぎ、無事にチェッカー。
トラブルに見舞われましたが、チーム一丸となり開幕戦を完走する事が出来ました。
.
タイプワンに戻り早速クラッチマスターの検証を開始しました。
現場で起きたクラッチマスターからのフルード漏れをレッドチェックで仔細に確認しますが、見当たりません。
.
原因は高温に晒され続けて、配管との接続部にあるOリングにシール不良が起きていました。
エンジンルーム全体の冷却や遮熱対策の見直しが必要ですね。
.
一方、新開発のブレーキシステムは、ブレーキに厳しいコースでトラブルなく機能する事が確認できました。
開幕戦での結果を前向きに捉え、次戦富士24時間レースへ万全の体制で臨みます。
引き続き応援よろしくお願いします!