今週のタイプワンには、鮮やかな発色のプレミアムクリスタルレッドメタリックのFK7が入庫しました。
こちらの車両は、過去に何度もご来店を頂きSPOON製品を数多く装着しており、デモカー仕様と言っても過言ではありません。
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今回は既に装着済みの純正ダンパー+プログレッシブスプリングの組み合わせから、新製品であるFIXダンパーキットの組み込み作業を行いました。
試作と試走を繰り返して減衰力の設定を行い、自信を持ってお勧めできるダンパーに仕上がりました。
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チューニングの相談の中で、足廻り以外では「中低速トルクがもっと欲しいなー。でもタービン交換までは考えていない」そんなお話を頂きました。
FK7ではFlashProをインストールし、ブースト1.6kgf/㎠をベースにセッティングを煮詰めていくと純正クラッチでは滑り始めてしまいます。
その為、1.6kgf/㎠のベースデータでは、中低速域のブースト圧を低めに設定しています。
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強化クラッチへ交換する事で、FK7が持つポテンシャルを最大限まで引き出す事ができます。
今回はタービン交換はせず、強化クラッチ交換+データ変更の作業となりました。
CLUTCH DISK[NON-ASB.]
CLUTCH COVER
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強化クラッチへ交換される方には、ご希望に応じて1.6kPaベースの中低速域を再セッティングしたデータに無償でアップグレードしています。
1.6kgf/㎠ベースデータ比:トルク 約5kgm UP 出力 約30PS UP
FIXダンパーは街乗りでの快適性も損なう事がありません。クラッチもペダル踏力も10%UPに抑えられました。
どちらもチューニングはもちろん、経年劣化によるリフレッシュにもお勧めできます。
走行距離が伸びクラッチ交換が必要となった際は、ぜひ検討してくださいね~!!