真心こめて作業させて頂いた「あかし」、認定のシリアルナンバーです。
リア側はハブとハブベアリング、コントロールアーム、ドライブシャフトにガタが出ていました、
走行距離は12万km、ハブ、ハブベアリングは前後とも同時に交換します。
トーコントロールアームのガタはピロ部分の摩耗が痩せ、それがガタの原因でした。
新車から初めて分解したリヤ側のハブ、ベアリングに
勘合している部分が約1,5㎜磨滅していました(青矢印)
ハブ&ハブベアリングの1台分の部品代は¥57,500円、
距離と経年から交換の時期ですね。
スプーンのト―コンアームは耐久性があるNMB製メタルエンドです、
つまりmade in Japan、えへん。
商品情報はこちら → コントロールアームキット
ハブASSY、ドライブシャフト、トーコントロールアーム、リヤキャリパーを一気に
新品に交換、リアローターは防錆ジンク塗装を施しました、スッキリ。
エンジンは新旧を並べて記念撮影です。
新エンジンは2,200cc仕様、価格は¥735,000円。
商品情報はこちら → エンジンコンプリートF20C
搭載まえにウォーターポンプ、テンショナー、ガイドローラー、各センサーなども
全部新品に交換してから搭載しました。
クラッチ、フライホイルを組みこんだエンジンを搭載したら、次にミッションを載せます、
ていうか、、下からミッションジャッキで押し上げます。
商品情報はこちら → トランスミションオーバーホール
駆動系の交換された各部品、これも新旧で記念撮影しました、あんまり意味がない
写真ですけど(笑)
商品情報はこちら → ドライブシャフトセット、プロペラシャフト
完成したエンジンルーム、何と吸気ダクトはユーザーさんのハンドメイド、
フロントガゼットプレートはご自分で溶接したり、出来る事は自分でトライ、
これ凄いです、さて今回の総額は¥2,006,700円、5日間のお預かり作業でした。
試乗した場所は横浜「港みらい」です、完成後の試乗は約200km、各部の異音、
振動、臭い、暖気しながらの各部の変化、冷間と温感時のフィーリングの差を見ます、
各部を慣らしながら五感を使い「経験」を生かしクルマ全体をチェックします。
総合的にね、素直でとてもいいクルマになりました。
試乗後に各部が慣れて落ち着いたら、それからアライメントの調整作業を行います、
先ずざっくり調整して試乗→試走試乗→それから正確なアライメント調整、
これがタイプワンの作業フローです。
Posted by吉澤