45万km走行のシビックTYPE-R、搭載されていたB16ーB型エンジンを分解してみると、
そこに現れたピストンの頭部は山火事のあとのようでした。
まずヘッドカバーをはがします、アレマ、裏は黒くな~い、
この距離でこの状態はかなり驚異的です。
オーナーさん、エンジンオイル管理とメンテが凄~く
いいんですね、エライ ♡
次にカムホルダー、カムを取り外して先に進みます、
カム面もきれいです、
カジリやスカッフがまったくありません。オイルの状態が
良いからですね。
つぎはカムの下に位置しているロッカーアームASSYが
現れます。ここがVテックエンジンの肝の部分です。
ロッカーはスリッパー面がとてもキレイ、偏摩耗も
なくて、、でもさすがに再使用はできませんね。
「田中精密製」のロッカーアームは高耐久で高品質、
たぶんこの分野では世界最高水準なのでは、、
量産としては。
ブロックからヘッドを抜いて腰下と分離します。
エンジンの外壁面はキレイですね、
現れたのは木炭の燃え残り??
現れたピストントップに唖然デス。
堆積したスラッジは意外に簡単に除去が出来ます、
ピストンTOPの地を出すと光るアルミ肌が出てきます、
しかし、あたりまえですが燃えカスの下でピストンが
黙々と動いていたんですよね~つい先日まで、
ごくろうさまです(驚)
シリンダーから切り離されたヘッドを燃焼室側から見ると、
一見キレイですね、でもこの距離からの撮影だから、、
よると、、、
ググと更によって燃焼室を拡大して撮影すると、、
バルブはシュ―ルな状態で??、
アートしてますね、自然の海ぞい断崖のような、
これまるで東尋坊かアマルフィか(笑)、
B16ーA型には採用されなかったクランクキャップ、
B型の16Bや18C型から採用されたんですね、
これで飛躍的に耐久性と静粛性が上がりました。
メタル マそれなりデスね(笑)
クランクシャフトの先端部を拡大して撮影しました。
赤矢印はオイルポインプの駆動部、摩耗は基準値内ですが
傷がありました。
青矢印はオイルシールのリップ摩耗痕、
黄矢印はクランクプーリーの叩かれ傷、
アルミ製など軽量プ―リ装着だとこの傷がさらに
大きくなります。
オイルポンプのオイルシールがダウンしてました。
オイルがかなり漏れていた部分です。
当該オイルシールを拡大した写真です、全体にヨレヨレです。
蛇足ですがレース用オイルシールだと摺動抵抗を嫌い
リップの総数を減らしたりリップ裏のスプリングを
テンションの弱いタイプのオイルシールを使います。
ステムシールはリップ1Pタイプで抵抗感はゼロ、
Posted by吉澤
そこに現れたピストンの頭部は山火事のあとのようでした。
まずヘッドカバーをはがします、アレマ、裏は黒くな~い、
この距離でこの状態はかなり驚異的です。
オーナーさん、エンジンオイル管理とメンテが凄~く
いいんですね、エライ ♡
次にカムホルダー、カムを取り外して先に進みます、
カム面もきれいです、
カジリやスカッフがまったくありません。オイルの状態が
良いからですね。
つぎはカムの下に位置しているロッカーアームASSYが
現れます。ここがVテックエンジンの肝の部分です。
ロッカーはスリッパー面がとてもキレイ、偏摩耗も
なくて、、でもさすがに再使用はできませんね。
「田中精密製」のロッカーアームは高耐久で高品質、
たぶんこの分野では世界最高水準なのでは、、
量産としては。
ブロックからヘッドを抜いて腰下と分離します。
エンジンの外壁面はキレイですね、
現れたのは木炭の燃え残り??
現れたピストントップに唖然デス。
堆積したスラッジは意外に簡単に除去が出来ます、
ピストンTOPの地を出すと光るアルミ肌が出てきます、
しかし、あたりまえですが燃えカスの下でピストンが
黙々と動いていたんですよね~つい先日まで、
ごくろうさまです(驚)
シリンダーから切り離されたヘッドを燃焼室側から見ると、
一見キレイですね、でもこの距離からの撮影だから、、
よると、、、
ググと更によって燃焼室を拡大して撮影すると、、
バルブはシュ―ルな状態で??、
アートしてますね、自然の海ぞい断崖のような、
これまるで東尋坊かアマルフィか(笑)、
B16ーA型には採用されなかったクランクキャップ、
B型の16Bや18C型から採用されたんですね、
これで飛躍的に耐久性と静粛性が上がりました。
メタル マそれなりデスね(笑)
クランクシャフトの先端部を拡大して撮影しました。
赤矢印はオイルポインプの駆動部、摩耗は基準値内ですが
傷がありました。
青矢印はオイルシールのリップ摩耗痕、
黄矢印はクランクプーリーの叩かれ傷、
アルミ製など軽量プ―リ装着だとこの傷がさらに
大きくなります。
オイルポンプのオイルシールがダウンしてました。
オイルがかなり漏れていた部分です。
当該オイルシールを拡大した写真です、全体にヨレヨレです。
蛇足ですがレース用オイルシールだと摺動抵抗を嫌い
リップの総数を減らしたりリップ裏のスプリングを
テンションの弱いタイプのオイルシールを使います。
ステムシールはリップ1Pタイプで抵抗感はゼロ、
ステムはスコスコ状態だよ。
Posted by吉澤