「豪雨で冠水した道路でエンジンがストップしてしまった。」
先日の朝方の豪雨の後、アコードCL7のお客様より連絡があり、積載車にて入庫されました。
セルモーターも全く回らないことから、ウォーターハンマーによるエンジンブローと判断し、エンジンを下ろすことになりました。
スロットルボディを見てみると、やはり水が入った形跡があり、インテークマニホールド内やヘッドインテークポートには写真のように結構な量の水が溜まっていました。
そして、
エンジンを開けてみると、写真のようにシリンダー内に水が並々と溜まっており、コンロッド2本が破断していました。
お客様には大変気の毒でしたが、これはウォーターハンマーの典型で、エンジン内に吸い込んだ水を回転していたピストンが圧縮しようとしてその力でコンロッドが折れてしまったのです。
幸いに車両保険に加入していたため、保険でエンジンを修理できることになりましたが、最近のゲリラ豪雨は異常な雨量ですので、誰でも同じようなことが起こりえます。
もし道路が冠水していたら無理に通らないようにしましょう!
Posted by 原
ArrayArray