ACURA NA1 USED CARを製作中!

今回のベース車両は1990年式、走行距離56,000kmのACURA NA1です。
走行距離こそ少ない車両ですが、やはり20年経過しているため、NSXでは良く見られるパッキン類の劣化によるオイル漏れやサスペンションブッシュ、ブレーキ系、駆動系、外装、内装などをフルメンテナンスし極上USED CARとして販売する予定です!

C30Aリフレッシュ前2.jpgC30Aリフレッシュ前.jpgクランクシール2.jpg

まずはエンジン。
下ろしたエンジンを見てみるとやはりエンジン補機類の各部からオイル漏れが生じており、またウォーターホースも劣化が進みひび割れが起こっています。
走行距離は少なく、エンジン自体の調子は良いため、今回エンジンはOHせず、補機の劣化部品をすべてリフレッシュすることになりました。

タイミングベルト.jpgクランクシール.jpgインジェクター.jpg

写真左はタイミングベルトを交換しているところです。ベルト、テンショナーは新品に交換し、バルブクリアランスも適正値に調整します。
写真中央はクランクシール。エンジンオイル漏れの生じる、クランク、オイルパン、スプールバルブなどすべてのオイルシールを一新します。インジェクターの洗浄、パッキン交換も忘れずに。

ウォーターポンプ.jpgオイルポンプ.jpg水冷式オイルクーラー.jpg

写真左はウォーターポンプですが、外してゆっくり指で廻してみると、ゴロゴロ感があり、新品(右)に比べると明らかにスムーズではない状態。オイルポンプもそうですが、酷くなると循環が悪くなるだけでは無く、大きな抵抗にもなってしまうので、タイミングベルトを交換する際には必ずチェックをしたいパーツです。

C30Aリフレッシュ後.jpgC30Aリフレッシュ後2.jpgエンジン脱着.jpg

そして、ヘッドカバーはタイプRの赤に再塗装し、スロットルボディも大径加工を施したリフレッシュエンジンを搭載です。

エンジン脱着3.jpgリジカラ.jpgフロントサス.jpg

写真左のようにサブフレームやフロアも再塗装を行なっているため、リフレッシュエンジンが搭載されたエンジンルームは新車以上の状態といえるでしょう。実はこの車両は外装、フロア下も全塗装しているんです!
もちろんサブフレーム脱着時に前後サブフレームリジットカラーを装着して、より質の高いドライビングフィールを実現します。

モノコック.jpgABSユニット.jpg

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