スーパー耐久2015年シリーズの第2戦は5月23~24日に開催されました、
風薫る仙台はレースウィークがすべて快晴、気温30度近くでも山並みにはまだ雪が残り
時折吹く風が清々しく素晴らしい天気です。
今回チームはセッティングの効率化を進めるべく2台のS2000を投入、
同じセットで気温、路温、路面μの変化の中で効率的な比較テスト走行を行い貴重なデーター収集が出来ました。
タイヤの使い方や燃費も確認、金曜はいわゆるレースシュミレーションでの走行で
ピットIn、Out含めた想定タイムで本番の作戦はバッチリです。
翌土曜の予選はAドライバーの松井選手が計測1ラップで脅威的なタイムを記録、
他のチームを圧倒する程で上のクラスを食い総合で何と15位!
予選のスタート前の松井選手、強烈な集中力で眼つきが怖いくらいです。
1時間後のBドライバー中島選手もステディに予選を開始、走る前は「松井さんのタイムは見えないな~」的な、
お話でしたがズッキリのTopタイム、強烈なタイムで2人は混戦のクラス4で完全なポールを獲得です。
予選が終わり中島選手が降りると、松「ブンゾウやるじゃん~」、中「え~それほどでも」、原「もう少し行けたでしょう~」
「マ、今日はこんな処でいいんじゃね~」、3人の会話はそんな感じでした㊙
予選タイムはチームの予想を遥かに超え、他のチームから称賛と驚きが+ため息もあったかも知れません、
その車載を見ると宇宙のファンタジー、まさに鬼神の走りです。
予選後はルーティンのチェックのみ!! オイル消費とブローバイ量だけ見てハイ終わり、夕方5時には作業終了、即撤収。
トラックサイドでドタバタしないのが我らチームのレーススタンスです。
24日の日曜、午後1時に決勝レースがスタート、スタートDrのYenさんは
スティデイな走りで乱戦を無事に切り抜けSCのタイミングでPitイン。
Yenさんから松井選手にDrチェンジ、タイヤを 壊さずコンスタントに周回を重ねながら前車を抜きに抜いて
「レースを造り」ます。
カヤバのダンパーと松井選手の組み合わせは黄金のコンビ、毎周コンマ数秒の差で綺麗にラップを刻みます。
最後は中島選手がクラス4のファステッドを記録、速く走りながらキッチリとレースを守る、
次戦が楽しみです、富士に向けて良いレースの流れを予感させますね。♡
あらま、ミラーが、、全体に少し荒れぎみだった今回のレースを物語りますね、これが唯一の傷かな(笑)
SUGOのとあるコーナーで松井選手の見事なハンドリング、
アクセレーションでニュートラルなハンドリング特性を活かしてコーナリングしているのが見て取れます。
これが高速コーナーを安定して走行が出来る「前後バランス」の取れたセッテングの証ですね。
チームは今回のセットを基に次戦に向け精進します。
クルマはより速く、チームもより強く、更に高い目標に向け頑張りますので
チームSPOONへの熱烈な応援をよろしくお願いします。
Posted by Jomoto