入庫したDC2のTYPE-Rはまず試乗をさせていただき、
作業メニューを担当メカがお客様のご予算や希望に合わせて打ち合わせを行ってます。
試乗の速度は20km程度の低速域でクルマの状態は概ね判ります(キッパリ)
両側に壁が在るいつもの道で微妙な音(振動)を耳と手で聞き取りながら走ると、
これまでの経験で自信を持って現状を把握できると断言しちゃいましょう!!
エンジン、ミッションを降ろす作業になったので高圧温水でエンジンルームを入念に優しく洗車します。
洗浄前、
洗浄後、
洗浄前、
洗浄後、赤〇部のパワステのオイルタンク汚れは後工程でキレイにします。
オイルの劣化も激しいのでパワステ用オイルは全量を交換しましょう、
全量と言っても「1100cc」ですけどネ。
洗車したら2階にリフトUPして3号2柱に入れます、ハイ Back all righ~t. O~righ~t.
廃油は暫く放置して上澄みを棄てた後に残る、受け皿の底に金属粉など沈殿物が無いか??
オイルを金属パレットに広げて点検します。
油性、色、臭いなど良~く観察しましょうね、皆さ~んオイルの状態は把握しましょう。
エンジン、ミッションはASSYで降ろします。
クルマで一番の重量物(重要物)なので作業は安全第一、
とにかく作業環境を清潔に整える、工場を見ると作業の精度が判ります。、
これはどんな仕事でも同じかも知れませんね。
エンジンマウント赤〇部は完全に破断していました、本来は青〇部が一体なんですけど、、(涙)
降ろしたミッションのクラッチハウジング内の様子、
ごく普通の汚れでオイル漏れの痕跡もなくて、、これなら大きな問題はないでしょう。
ガランとしたエンジンルーム、ボンネット裏もこんなタイミングじゃないと出来ないので
オーナーになり代わり、すべての部位を愛の手作業で磨き上げ、この作業「Price Less」 です。
ここに積まれるOHエンジン、ミッションなどについては続編でレポートさせて下さい。 See you soon again.
Posted by 吉澤