私たちはこれまで英国、ドイツ、カナダなど様々な地域で耐久レースに参戦してきました。
今回のチャレンジはアメリカで開催されているサンダーヒル25時間、
一周3マイル(4,8km)のコースを620周以上ラップする目標です。
SFOに到着したのが4日水曜朝、サーキット入りは午後の4時.
レンタカーでサーキットまで3時間のドライブ、ナビがあるから楽ですね。
早速、大島がアライメントを再計測して輸出時との確認です。
リヤ側はこんな感じで専用治具で測定、調整します。
5日木曜はまる1日車検、エントリー台数が多いのと、僕らの場合車重が5ポンド足りない、
積んで再び検査する、何てことやってるんで時間がかかっちゃうんですよね、、、
重りを積まないと走らせないゼ!と英語でまくしたてられました。
しっかし、どこのお国も車検員は厳しいわ~ウィンクしながらね(笑)
で、OKの記念撮影、車検員の右にいるのはLAから応援に来てくれたスティーブとロブ、レース好きはすぐ仲良くなれますね。
ドライバーのDaiちゃん!
https://www.facebook.com/daiyoshihara
日本人初のフォーミューラードリフトチャンピオン、すげ~!!
アメリカ、カナダでは大人気、多くのメディアからのインタビューや撮影でレースの合間も超忙しく大活躍です。
6日金曜、朝からの走り出しは我らスプーンのイチシマ社長、63歳だけどドライブのコメントは的確、
それを活かしクルマをセットアップしていきます。
市嶋、服部、光貞の3人が燃費とタイヤ摩耗で目標のラップタイムをどれ位にするか検討してました。
この時点でチームは、
量産のハイブリッドシステムをより積極的に使おう、
そんな燃費走行が戦略的にどうやらアドバンテージがありそう、、、
そんな感触でした。
7日土曜日、11時の決勝スタートに向けグリッドに整列です。
例年はファントムがデモンストレーションで飛来するんですが
小浜さんが「ダメ!」と言ったらしくて、、
じつはこの日はパールハーバー記念日、国家斉唱時に(?????)ってアナウンスしてました。
65年前に忍者が零ファイターで不意打ちして御免ねって、、、、
スタートドライバーは服部選手、このサンダーヒルをドライブするのは2回目、
クルマもコースも知り尽くしているから安心です。
場内アナウンスでも「NINJA ハットリ~ハットリ~」と絶叫していました。
各メディアへの対応が終わり駆けつけたDaiちゃん、スタート前に集合写真をパチリ。
さ~、25時間先のチェッカーを目指しTeam SPOON の戦いが始まります!
つづく
Posted by 城本