タイプワンでは連日NEWフィットRSのチューニングとテスト走行を行っています。
奥の赤い初代インサイトは代車で活躍中、良いクルマだねと評価が高いです。
皆さん「軽いクルマ」てこんな感じなんだ~と関心しきり。
白フィットの床下にちょっと注目。
この床下が初代インサイトはあくまで「真平ら」、太平洋なにもな~い、そんな状態。
車体はオールアルミ、アームやペダルまでアルミ材を使い軽量化、ボデーは徹底してスムーズにフラッシュフェース化、
通常は床下に突き出ている牽引フックもありませ~ん、ホントお見事だわ。
展示しているのは1990年代のEG6型シビックのボンネット、いまのS耐の源流ですね。
当時のN1に参戦していた各メーカーは板厚を薄~くしたり、鉄はア0ミに、
何とホワイトボデーの素材を置換したり、、昔聞いた噂ですけど(笑)
RSは速くなって来ました~、電子制御系も生かしながら一部をレスしたりして(汗)
実に真面目に設計され、良く練られ造られたクルマです。
ゴルフ買う前にぜひ試乗してみて、乗ると解るはず、できればRSですけど、HVの2ぺだモデルも捨て難い味あり、
う~ん、ウェルテルの悩み、なんだか私のハートも焦がれちゃいます。
どんなクルマでもベースの良さが後々で利いてきます。
第3世代のフィットは今までのHondaのクルマとすべてが違います、
欧州車より上質感あり、ドアを開け閉めして比較すると即解りますよ。
走らせると素直で素性の違い、高品質を体が感じます。
さてタイプワンではS2000のミッションを抜いて、それからエンジンを降ろして
リビルトしたエンジン、ミッションを積み替え交換しています。
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ENGINE COMPLETE,F20C[2.0L] TRANSMISSION OVERHAUL
良くダメージを受け剥がれるフロントアッパーアームの補強はガゼットプレート、
ハイテン材をプレス成形したSPOONらしいユニークな製品です。
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GUSSET PLATE
一部クラックがあった部分は溶接して補修しています、なんだかうれしそうですな~(笑)
エンジンルームはキレイに磨いてクリーニング、防錆処理もこのタイミングで隅々まで施しちゃいますね。
こんな作業の時には「ちあきなおみ」がBGMとして最適なんですよ。
どうも地味に人気みたいでベストアルバムが発売されるらしい(嬉)
作業が終わり1階でアライメント調整、約200km程度を走行させて
エンジンやミッションのテスト、走行することでブッシュなどが馴染み、
そのことで変化するアライメントを引渡し前に正確に再調整します。
小ネタ、レースでサポートを受けている英国のオートグリムさんのブラシ、
実はホイルを洗う為の製品なんですがエンジン内の洗浄に使えるんですね、
毛の堅さと張りが絶妙で、、全国のエンジン屋さんも色々と工夫されているんでしょうね。
こんな感じでヒタスラ、ただひたすらに洗うんです。
こんな地味なお仕事ですが、メカニックを募集しています。
土曜日曜の完全週5日制、メーカー系ディラーで実務6年以上の経験者を優遇募集します。
応募は下記にご連絡下さい。
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たくさんの方からご応募いただき、ありがとうございました。
11/13(水)本日をもって応募を終了させていただくことになりました。
エンジンが完成して梱包する鈴木さん、どうしたの?満面の笑みですね~。
エンジン梱包に付属するショートパーツ、これ蓋の部分です。
蓋赤〇の天井部分にショートパーツが格納されています。
11月6日いよいよ熊本に到着した我らチームSPOON、
搬送した工具やら部材を急いで降ろして設営です。
夕方3時から5時まで走行させるんで、ひとつ宜しく、ふぅ~。
タンクも各サーキットで床が傾斜してたりで、高さが微妙に違うので1秒あたりの給油量が違います。
それに年1回なので季節要因(気温)の影響も、、そういえばオーポリは約1000mの高度高域なので、、
Pit22番に日曜の夕方「幸せ」の鶴は来てくれるのでしょうか、
お願いしますよ~、お酉さま。
こちらはフィットのテストで来ている筑波1000、
午前中はアメ、午後から晴れ、少々荒れた路面コンデションでしたがドライで43秒台まで来ました~。
明日は富士北コースで取材とテスト、夕方帰社して正確なアライメント調整と
コーナーウェイトを計測、フィットは富士に向かいこれから夜出、御殿場で前泊です。
タイプワンではSPOON歴代のHondaレーシングカーはすべて保存しています。
E-AT、EG6、EK9、DC2、FD2、NSX、現役のCR-ZやS2000も、
来年度はフィットRSでS耐クラス5に参戦します、応援よろしくです。
Posted by 吉澤