史上最速の4Drセダン、FD2型シビックのクラッチを交換しました~そんなブログレポートです。
ミッションを降ろしてフライホイルも取り去りキレイに洗浄します。
ノックピンは抜き取り新品に交換します。
バックプレートのオイルシールからのオイル漏れがないか慎重に点検します。
今回交換したクラッチ系の部品KIT、
注文はHondaパーツバンクにね
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●K型クラッチキット
赤〇部分をご覧下さい。
フロントを事故修理した時に見逃されていたエンジンマウントに問題発見、そのネジ部が駄目でした。
拡大するとこんな感じです(汗)
赤→部分をご覧下さい。
ラインでの量産性を上げるためボルトに対して相当にユルユルなボルト穴サイズです。
車体とサブフレームもこんな感じなんですね。
降ろした旧ミッションVSリビルトされたSPOON トランスミッション
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TRANSMISSION OVERHAUL
交換したマウントKit、
注文はHonda パーツバンクにね、
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●FD2エンジンマウントセット
タイプワンだと定番のリジカラを挟んでサブフレームを装着します。
交換したクラッチマスターとスレーブKIt
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●クラッチマスターシリンダーキット
ホースはSPOON
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CLUTCH SLAVE HOSE
ヘッドカバーを外して内部を点検、
ヨーグルトの様に白く白濁したオイルエマルジョンもなくて、極めて正常な状態でした。
カムもロッカーもキレイです、偏磨耗や傷もありません。
こんな風にオイル管理されているなら、これから10万km先まで全然大丈夫です。
冷間時にタペットクリアランスを点検して調整、
同時にカムチェーンのテンションやチェーンの劣化も点検します。
手前のFD2はこの後試乗して完成のフローですね。
奥に写るFD2は来年のHONDA DAYで走らせる為にチューンドカーを造っています。
車体総重量が800kg、エンジンは大径シングルターボ化で500HP以上、
年内に国内でテスト走行させて来年春に輸出します。
奥のシビックは北米モデル(左ハンドル)、K20+ハイカムで4連スロットルをモーテック制御、
充電系やエアコンなどは量産のECUでコントロールします。
そんなエンジンスワップ中のショットでした。
充電制御が簡単なタイプのオルタに交換します。
降ろしたノーマルのK20型エンジン、これヘッドカバーを赤に交換するとTYPE-RのK20に見えちゃいます。
オークションで購入したK20の赤カバー中古エンジンに注意です。
エンジンスワップに使うマウント類とエンジン制御用モーテック400、
作業と平行して強度検討書を作り公認車検も取得します。
Posted by 吉澤