チームは8月11日に開催される富士戦に向けてマシンを
分解メンテナンス中です。
レース終了後に判ったスロットルポジションセンサーの不良、
診断機で通信してもイレース不能でした。
次の富士は更に距離が長いので心配です。
左フロントサスペンション周り、どういう訳か写真が暗くて(笑)
アーム、ハブ、ナックル、ベアリング、エンドなどは全交換です。
リアサス周辺、フレームにフルバンプしたタイヤの擦れ跡が、
ここもアーム類、ハブ関係は全交換、そしてリヤセクションは
次の富士からスリークな新空力デザインに大転換、
S2000フェイズ2の始まりです。
シートレール、ベルト、ペダル類も分解してクラック、
動きを点検しました。
ドライバーシート後方を撮影、ガビィン~
モテギ戦は涼しいレースでしたが室内温度のピークは何と60℃
をロギングしてました。
前回から高DF仕様のフロントバンパーを使用しました、
次の富士は世界一のロングストレート、超~低ドラッグ仕様の
フロントバンパーに交換、最高速をねらいながら高燃費性能にも挑みます。
バンパースキンを取り外して、今まさに新型バンパーに交換だ~。
フロントバンパースキンを脱がして横から撮影、ブレーキダクトに
タイヤ跡が、、痛々しい、もうスペースに余裕がありません。
Fブレーキダクトの排出側、ローターベンチのベーンの奥にフレッシュ
エアーをダイレクトに圧送しています。
冷却効果をさらにひきあげるためにベーンの内側に通風し遠心放熱を意図しています。
車体後から前方を見上げて撮影、富士ではEXパイプも持ち上げて
床下面の抵抗低減で、いとけなげなり。
モテギの予選前に割れて急遽交換したエキマニ、S耐では
車両規則でノーマル量産エキマニしか使えません。
もう限界域の熱との戦いです。
モテギでは見事なくらい激速のDC5に残り数ラップで
完全に引き離されました(涙)
次の富士でイーブンに、シーズン後半でSが得意とするTi、鈴鹿で
レースを支配したい、そんなSPOON号のメンテレポートでした。
Posted by 原