午前3時、ルーティーンストップを繰り返しながらクラス4位を走行中です。
真っ暗なコース上では、自車のライトだけが頼りです。
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ホームストレートだけは唯一照明があり、ドライバーさんもココは少し気が休まるのかな?
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ナイトセッションが終わり、太陽が顔を出し始めました。
コースが見やすくなり、自然とペースが上がりがちです。その様な状況でもペースをコントロールする事が、耐久レースでは重要です。
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日が昇り、順調に周回を重ねていましたが…
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午前9時、クラス3位まで順位を上げていましたが、ドライバーから「パワーがない!」と無線が入り、緊急ピットイン。
エンジンルームの確認作業と並行して、走行ログデータを吸い出して調べると、ブーストがかかっていません。
ホットピットでは原因究明と修理が不可能なので、裏のサービステントへ車を運びます!
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パイピングやホース類の抜け等、圧漏れが起きる可能性のある箇所を全てチェックします。
原因は、インタークーラーのサイドタンクへのクラックでした。
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しかし、スペアパーツのインタークーラーへ交換をしましたが、ブーストが設定値まで上がりません。
ターボチャージャーにもダメージが及んでいるようなので交換です。
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懸命な作業で、約70分でコースへ戻すことができました。
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その後は調子を取り戻し、快調に走りますが、レースは最後まで何が起きるかわかりません。
再度気を引き締めてチェッカーを目指します。
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そして迎えた最終スティントのドライブは土屋さん。
よろしくお願いします!
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チームメンバーに迎えられながら、無事に25時間のチェッカーを受ける事ができました。
結果は、クラス4位、総合9位でした。
ちなみに、クラス優勝は同じFL5型の Team Honda Research West でした。
25号車、24号車でのワンツーフィニッシュおめでとうございます!!
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アメリカの正規代理店 GoTuning のスタッフをはじめ、アメリカ現地スタッフの方々、応援をして頂いたファンの皆様、レース運営のサポートを頂いた皆様、本当にありがとうございました。
サンダーヒルで得た経験や知見を活かし、スプーン製品やタイプワンでのサービスに活かしていきます。
応援ありがとうございました。