前回のエンジン系ブログ①と並行してサスペンション、駆動系のリビルト編、その②をレポートします。
サスペンション系はアーム、ブッシュ、マウント類の交換、
ドライブシャフト、ハブベアリングなどをリビルト交換しました。
ハーフシャフトやドライブシャフトに使われているスプライン部分のスライドしながら固定の要、
Cリングですがスプラインは良~く溝の底まで洗浄してリングは新品に交換します。
部品代は1個¥116円、つい忘れるのがこのCリングですけど、前ブログでレポートしたノックピンと
同じでこんな小部品の機能を深く理解すると交換が必要な事が判るのでは、、的な啓蒙ブログです。
上から目線な表現にならないように気配りしながら(笑)
スプライン固定Cリングはハーフシャフトの青マークのこんな部分とか、、
ドライブシャフトの青マーク部分なんかにも使われています、
商品の詳細はこちら → ドライブシャフトセット
古いのはこんなギザギザ状態なんです~(泣) リングの張りもなくて、、だラン~てな感じ、、すると抜ける、
相手側の受けスプラインがダメージを受けるんです、こんな溝の勘合で1t超えるクルマの駆動を受けてるんですよ、
チョット考えると結構「けなげ」でしょう、 ここでもやっぱり 「Thinking 」
フロントサスアーム系 1台分のASSYで価格は ¥76,966円、
リアサスアーム系の1台分、価格はASSY品で¥71,004円です。
硬度83度の強化リア トレーリング アーム ブッシュは1台分が2個、セット価格が¥12,600円
商品説明の追加しました
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商品の詳細はこちら → トレーリングアームブッシュ
リアトレーリングアームのスピンドルにあるハブベアリング、このシビックはどうしても取り外せなくて泣きました、
古いベアリングが焼きついていてベアリングは中でばらばら状態、奥のレースがスピンドルに固着していて、、
過去に例がないくらい凄く噛んでいて、色々と試してもビクともしません、強情なオジサンでした、
5人で取り囲んでワイわい、ガヤがや、(滝汗)
プーラーで挟みながら、最後はドカン、ドカンと叩いても、ビクともしません。
鋼のリング状態で、、しょうがないのでレースを強く電熱ヒーターで加熱しながら、サンディングしてレースの肉を盗みながら、
あれこれ格闘すること4時間、最後は意地の張り合いで、固着したレースさん、相当に頑固モンで、(笑)、
何とか出来た隙間に割りこみを入れて切り込みを入たり、ヒートガンでがんがんと熱したり、あれやこれやしながら
悪戦苦闘した結果ですね、ついに完全技術の勝利が目前に、取れた~、嬉しい、普通なら3分の作業が4時間も
かかちゃいましたケド、、。
何とかベアリングレースは取れたけど~、フゥ~、でもスピンドルの錆びが凄い、酷い、
このままじゃ新品をポンと取り付けとは行きませんようね、
だから今回は「ここを」を細目のペーパーでシコシコ、ピカピカに。
ブッシュ打ち変えたリアートレーリングアームです、ベアリングが入るスピンドルは錆を取り、仕上げて、、
諸君、ここまで酷い状態じゃなくてもね、新品のリヤハブベアリングASSYを組むときは
スピンドルの「下地面」は出しましょうね。
耐久性に差が出ます、タイプワンはこんな+1手間を施して、
スタッフ一同クルマにやさし~い、気配りサービスを目指してマス。
青い→〇が問題のレース部分、リヤハブはメンテ不要のベアリングASSY品なので、
「ついついポンと交換」するだけになりがち、だって新車をラインで組むときは
スピンドルは当然ピッカピッカなんだよね、当たり前なんだけど、、交換が簡単だから急ぎ仕事になりがち、
日ごろタイヤ交換の時にでもついでにパッドとローターを外して、指でゆっくり回して点検しようぜ、
けっこう「抵抗」の発生因子だったりするんだから、
野暮な説教したくはありませんが、そこのアナタ、リアから「ご~ご~」音させてませんか~、、、
新品リアハブASSY1個¥16,485円、
試乗は羽田方面に、ロマンチックな夜の空港、
オ~ヤンフィフィの「雨の慕情」的な、、夜~の空港、あれ!テレサテンだっけ、、??
試乗の後でクルマがなじんでからアライメント調整の作業です。
このパート②の部品代は¥412,300円 工賃¥144,900円 小計¥557,200円、
パート①と+パート②の総合計は¥1,847,878円なり、
ご下命ありがとうございました。
Posted by吉澤