今週のタイプワンブログは、引き続きシルバーS2000のエンジン交換・駆動系リフレッシュのレポートを致します。

同じ様な作業が続くのはなぜでしょうか。不思議です！

この車両は1999年式の初期型で「この先20年、まだまだS2000を乗り続けたい」とのご希望でした。

オイル消費が増えたエンジンの交換・ベアリングから異音が出始めているミッションのオーバーホール作業です。

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ミッションオーバーホールやクラッチ交換作業は、エンジン脱着時であればそれぞれの工賃が掛からないのでお得になります。

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S2000はミッションを降ろしてから、エンジン単体で抜き去ります。
他のFF車両はエンジン・ミッションASSYで作業をしています。

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外した旧エンジン・旧ミッションで分解前の記念撮影

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平行して進めているオーバーホール作業です。丁寧な操作とオイル管理が非常に良く、ベアリングのみの交換で大丈夫そう。ご予算の都合で必要最低限でのオーバーホール作業です。

S2000のミッション解説
https://www.typeone.jp/?p=7740

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今回のポイントはココです。

エアコンの温度調整をするためのコントロールバルブです。
樹脂の経年劣化が進んでいて、車両によってはホースを外すために少し力を加えるだけで、折れてしまう事があります。

今回は予防整備的にご提案し、交換をさせて頂きました。

ラジエーターのタンク同様で、気付かない間に細かなクラックが入り最悪の場合、オーバーヒートの原因となってしまいます。

ヒーターバルブの不具合
https://www.typeone.jp/?p=22780

皆さんも水廻りの整備をされる際に、早めの部品交換をお勧めします。

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エンジンを搭載して、各部を組み上げ中…終了間近です。

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最後にリフト上でゆっくりと水温・油温を上げていきラッピングをしてすべての作業が終了しました。

これからも快適なS2000ライフをお楽しみください。

今回の総額は￥2,059,431-(税込)でした。

ご依頼ありがとうございました。