夏休み前のタイプワンにDC2インテグラとEK9シビックの2台のタイプRが入庫しました。

インテRの方は走行距離が13万km、ボデイのコンデションは艶々です、でもオイル消費が500kmで1L以上減ってしまうので燃料入れる時にエンジンオイルも補充しないと、、

マフラーの出口は油分が多いタールで真っ黒な状態、今回はエンジンメインにオーバーホールすることになりました。

ENGINE OVERHAUL B18C ¥580,000(税抜)

オーバーホールエンジンの詳細はこちらの過去ブログから→https://www.typeone.jp/?p=1570

オイル消費の詳細はこちらの過去ブログから→ https://www.typeone.jp/?p=11393

エンジンルームは隅々までブラシを使い洗浄、乾燥後に防錆処理を施しちゃいます。

エンジン降ろさないと出来ないこの工程はプライスレス、つまりタイプワンのサービスです。

取り外したハーネスもチェックします!

カプラーの割れや被膜をチェックしたら清掃して補修、永く安心してお乗り頂くためにこのひと手間+が大事なんです。

補機類、消耗品等々の部品代と工賃の総額は90万円、作業期間は3日程度、作業のご依頼ありがとうございました。

こちらのEK9は走行距離20万km、中古を先日ご購入されたそうです。

「クラッチが重くてギアが渋いかも?」で入庫、作業前に先ず試乗チェックです。

ミッションは2~4速の手前に引くシフトゲートが超~渋くてギア鳴りも起きている状態でした。

クラッチは重さと言う前にストロークが無くて、、即ダメ状態、、

オーナー様とご相談の結果ミッションオーバーホールをすることに。

動画はシンクロが摺動し合いギアチェンジする様子です。

降ろしたミッションのハブスプラインには全周にわたり抉れ、バリができていました。

スリーブとの摺動部がこの状態なのでシフトが渋かったんですね。

過去にはこんなミッションのオーバーホールも→ https://www.typeone.jp/?p=1506  

スリーブのギア噛み合い部も磨耗、破損の形跡があり相当に過酷な使用状況だった事がうかがえます。

クラッチも同様に完全磨耗、焼き付きも見られスプーン製のクラッチ一式への交換となりました。

CLUTCH DISK[NON-ASB.]

CLUTCH COVER

FLY WHEEL

RELEASE BEARING

クラッチマスター等々も交換した工賃を含めた総額が44万円、作業期間は2日間でした。作業のご依頼ありがとうございます。

中古車で過去の履歴、今の状態が判らない、そんなHondaユーザー様、タイプワンの点検は無料ですよ!

私達がご予算内で最優先メニューをご提案させて頂きます、遠方の方、代車をご希望の方など何なりと申し付け下さい。

PS,今年の夏季休暇

8/11~8/19まで休業させて頂きます

posted by 佐藤