11月11日にアメリカ・バトンウィローで行われたグローバルタイムアタック(GTA)スーパーラップバトルのレポートを海外営業部のノリコ(初登場)がお届けします!

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SPOON SPORTS USAが主体となって「GTAスーパーラップバトル」に参戦して今年が3年目。昨年は、Unlimited FWDクラスでのコースレコード( 01:45.585)を記録。今年はさらにタイムアップを目指しシャシから見直しアップデートしてきました。ドライバーはこのFD2を育て、結果を出して、北米でのパーツ開発やテスト、レースもタイムアタックも器用にこなす頼れる男、八王子が生んだスーパースター! Dai YoshiharaとともにGTAに挑戦します。

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クルマの仕様はというと、昨年と大きく異なる点は・・・・・センターシート化です。このクルマは日本で販売されていたCIVIC TYPE-R(FD2)をベースにタイムアタック用に作ったもので、普通の”右ハンドル”でした。このコースは、全体的にフラットな土地に人為的に起伏を作ったような北米にありがちなレイアウトなのですが、左右に連続するコーナーを直線的に走る抜けるサスペンションセッティングとヨーコントロールがタイムに直結する少々いやらしいコースレイアウトなのです。そこでより安定してイージーにコントロールするためにドライバーが乗車した状態でもコーナーウエイトの左右差をゼロに、サスペンションセッティングと空力の制御とかね合わせヨーとピッチングを減らし、タイムアップを目指したのです。

右ハンドルでもなく、左ハンドルでもない、センターハンドル。日本生まれ、アメリカ育ちの象徴ともいえるスタイルですね。

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到着早々、センターシートシビックに市嶋も興味津々です。市嶋がクルマをチェックしていると・・・

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“Oh, Ichi-san” なんて声をかけられ、「僕のクルマにもサインしてー!」、「一緒に写真撮ってー!」とか、「わざわざ来た甲斐あったよ~」なんて歓迎してくれてホントに嬉しいです。

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Daiちゃんも気軽にサインに答えます。そんなアメリカらしい、ゆるいというか和気藹々というのか和やかな雰囲気で一日目が終了。

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そして運命の決勝日、いざサーキットへ!

朝の気温は華氏39.99度。摂氏に換算すると4.4度ほど、でも日中は33度まで上がります。

ここは、北米最高峰の山がそびえ立つシエラネバダ山脈の麓に位置し、朝夕の気温差が激しく、極度に乾燥しています。日焼け止めとサングラスは必須です。

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でもその前に朝ごはん。

ドライブスルーへ車を走らせると・・・去年までは無かったというテスラの充電スタンドがずらり。急激にEVが普及してきているんですね。

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さて肝心のアタック1回目はマシントラブルの為、計測できず、2回目の記録は去年のタイムに1秒ほどまで迫りました!

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3回目のアタック、でもその前にランチタイム。毎日毎食、肉、肉、肉・・・・滞在中に数kg増えたことは内緒です。

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結果、我々SPOON SPORTS USAチームは去年のタイムにわずか及ばす3位。

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「この悔しさをバネに来年こそは!」と一人感傷に・・・と思っていたら、既に隣では来年について、ワイガヤ。世界中どこでもワイガヤ。切り替え早いっつーか、何ともたくましいチームです。

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来年このサーキットにまた戻ってこられたら嬉しいなと思いつつ、広大なアメリカの夕日をバックにぱちり。

SPOON SPORTS USAとGTA スーパータイムアタック、注目して下さいね。

 

 

 

photo: by Areen Nourani

Posted by Noriko