スーパー耐久シリーズ2015 第5戦 スーパー耐久レースinOKAYAMA
チームのモチベーションは高く、サーキット入りした木曜から燃費とタイム、タイヤ摩耗量など
各パートのバランスを検証しながらセットUP走行で確認を行いました。
写真は通称タイヤ小屋裏コーナーの95号車、ほぼゼロカウンターの理想的なコーナリングフォーム、
これなら次の鈴鹿も期待できます、S字~マッちゃん~スプーン~それに130も楽しみ~。
メカもドライバーも目指している事は同じ、速く走り確実にフィニッシュさせる、
その為にも作業リストを基にしたチームルーティンで各担当者が作業を粛々と進めます。
日頃の体幹トレーニングのお蔭か、若いメカの身体は柔らか~い。
その作業中、ロアアームのチェックで矢印部に赤い線が、これは目では見えないヘアークラックの現像線、
タイプワンでも足廻り系の作業でいつも点検してますが、、 過去のブログ
そう言えば、飛んで来た石でガラスも割れました、アームもガラスもササッとスペアに交換、想定内です。
暖機では冷間から温間へ徐々に各部を温め、異音、振動の確認、温度上昇の「過程」も要注意、
計器類の校正やタイヤのスローリークチェック、充電量など全て日頃と同じルーティンの項目です。
先に予選を終えた松井選手と降りて来た中島選手がガッチリ握手、
2人共に予選Topタイムでポールが確定、今シーズン3度目のポールを獲得できました!
予選で貴重なポールポイントがGet出来ました、この1ポイントがキット最終戦で効くよね~と、、(笑)
さて日曜日 午後1時、朝から降りそぼる雨は強く路面はフルウェット、
Heavy rainの中、波乱の3時間レースが始まりました。
オープニングLapの1コーナーめがけて侵入を開始する4クラス総勢21台、
各ドライバーは慎重に自分の居場所を確保しながら前を狙う、タイヤを暖めながら探り合いの状態ですね。
トップをキープしたまま1回目のルーティンPIT、給油、ドライバー交代、そしてNEWタイヤに交換、
何と作業ミスが、、ここで約8秒のタイムロス、コースに復帰した時には一気に4位に転落です、
激戦の4クラスは僅かなミスも許されません、でも大丈夫、先はまだ永くて険しいはず、、
その後も非常に不安定な天候と荒れた路面コンデションでコースアウトやクラッシュが多発、、
95号は刻々と変化する路面の少しでも良いラインを見つけながら淡々とラップを刻み続けます。
2回目のルーティンPITは給油とドライバー交代、タイヤはそのままでコースに復帰、
クラッシュ多発でSCも介入、今回のレースもファイナルラップまで全く展開が読めません。
結果はクラス5位、応援して頂いた皆様、ありがとうございました。
次戦は10月25日シリーズ最終戦となる鈴鹿ラウンド、
シリーズチャンピオンを6台が争う4クラス、シリーズの行方は鈴鹿の結果次第、
私たちチームを含め誰にも予測ができません、これぞレースですね!
Posted by Jomoto