開発中のS660、その途中経過を報告します。
S660は従来のHonda車とは別性格の操縦特性が特徴、
ジオメトリー特性も違い「リアのスタビリティ」が各段に向上しています。
とにかく神経質な動きがなく終始車体が安定しているので綺麗にドライビングができる、
実はこれが大事でスポーツカーだからと「乗りこなす感」を演出していない処が凄いですね。
袖ヶ浦フォレストレースウェイでのテスト、気温35℃、路面温度は58℃
テストの内容はボディ補強パーツの有用性、試作FIXダンパーのセッティング評価、
机上検討されたパーツが実走ではどの様な評価になるのでしょうか。
色々なスキルのドライバーからインプレッションを貰い聞き取り、ワイガヤです、
「ココの進入姿勢はこのセットが良い、」とか「あそこのパーシャルがモヤモヤしている、、」
ロギングされたデーターとドライバーのインプレ、コースサイドから見た姿勢などで評価を行いながら
定量的な速さ、定性的なドライバーのフィーリングを基に判断します。
速さのみを追求するレーシングカーとは違い、ロードカーは運転の楽しさが大事なパラメーターです。
限られた時間の中で多くのテスト項目を終え記録、テストメニューも考え効率よくこなします、
試作のFIXダンパーの評価も上々みたい。
今週は新庄サーキットへ出撃、先日の袖ヶ浦で出したセットを別コースでテストです、
ウェット路面でもしっかりロール感が出て、ロール速度もいい感じ❤
安心して踏めるセットになって来ました~。
サーキットに移動する高速道で移動が苦にならない上質な乗り味も大事な要素、もちろん一般道もネ、
S660を更なる高みを目指し創り上げてます、
発売までもうチョット、パーツの先行発売より良いクルマ造りの為に日々、頑張っています。
そして、今週末8月29日土曜日に山梨県のアイメッセ山梨で行われる、
Tuning Car Word EXCITING 2015 に出展します。
ぜひ会場で SPOON S660をご覧下さい!
Posted by Jomoto