今日は走行距離13万キロ、CL1アコード ユーロRのお客様がご来店です。
サーキット、峠を走行されているようですが、最近、高回転域でマフラーから白煙を噴き、オイル消費が激しくなってきたのでエンジンをオーバーホールしたいとの事で、入庫されました。
偶然にも2台同時にCL1のエンジンOH作業が入ったので、まずは2台並べてエンジンを下ろします。
13万キロ走行、約15年経過している車両だけに補機類、駆動系、マウントなど各部を入念にチェックしながら分解・洗浄を行ないます。
写真左はSPOONにてボーリングを行なったH22Aシリンダーブロックです。中央のオーバーサイズピストン新品を使用して、各気筒のピストン、ピストンピン、コンロッド重量を1/100グラムまで合わせ、バランス取りを行ないます。
そしてこちらは、SPOON2Fにて精密加工を施したシリンダーヘッドです。ポート加工、バルブシート加工、ステムガイド打ち代えなど、量産以上の精度で加工を施したパーツはタイプワンエンジン室にて組付けを行い、SPOON H22Aエンジンの完成です。
部品はすべて純正部品を使用し、精密な加工を施しているので純正同等の耐久性を確保しつつ、新車以上のフィーリングを復活させることが出来ました!
最後にリジカラを装着して作業完了!
まずはじっくり慣らし走行ですが、全開走行できる日を楽しみにしていてくださいね〜!!
Posted by 原
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