CL1エンジン1.jpg

今日は走行距離13万キロ、CL1アコード ユーロRのお客様がご来店です。

サーキット、峠を走行されているようですが、最近、高回転域でマフラーから白煙を噴き、オイル消費が激しくなってきたのでエンジンをオーバーホールしたいとの事で、入庫されました。

CL1エンジン5.jpgCL1エンジン2.jpg

偶然にも2台同時にCL1のエンジンOH作業が入ったので、まずは2台並べてエンジンを下ろします。

13万キロ走行、約15年経過している車両だけに補機類、駆動系、マウントなど各部を入念にチェックしながら分解・洗浄を行ないます。

CL1エンジンOH6.jpgCL1エンジンOH1.jpgCL1エンジンOH3.jpg

写真左はSPOONにてボーリングを行なったH22Aシリンダーブロックです。中央のオーバーサイズピストン新品を使用して、各気筒のピストン、ピストンピン、コンロッド重量を1/100グラムまで合わせ、バランス取りを行ないます。

CL1エンジンOH5.jpgCL1エンジンOH4.jpgCL1エンジン3.jpg

そしてこちらは、SPOON2Fにて精密加工を施したシリンダーヘッドです。ポート加工、バルブシート加工、ステムガイド打ち代えなど、量産以上の精度で加工を施したパーツはタイプワンエンジン室にて組付けを行い、SPOON H22Aエンジンの完成です。

部品はすべて純正部品を使用し、精密な加工を施しているので純正同等の耐久性を確保しつつ、新車以上のフィーリングを復活させることが出来ました!

CL1リジカラ1.jpgCL1リジカラ4.jpg

最後にリジカラを装着して作業完了!

まずはじっくり慣らし走行ですが、全開走行できる日を楽しみにしていてくださいね〜!!

Posted by 原

ArrayArray