先日ご紹介しました無事故車の初期型S2000をベースにタイプワンでのOHリフレッシュ作業フローを作業の途中でご報告致します。
タイプワンでは入庫したS2000は車検を受け、先ず十分に試乗を行ないながらスタッフが過去の事例や経験から整備の方向、内容を決めます。
先ずは燃料タンクの錆、燃圧チェック、アライメントの測定、HIMを使いECU内のデーターチェック、ステアリングのセンター等を調べ、OHする内容を決めます。
その結果エンジンハーネス、電動パワステのECUをASSY交換、発電量からオルターネーター、音からセルモーターも良品に予防で交換しました。
実は先日紹介した赤Sもセル、オルタとも良品に交換しています。
画像は外したスロットルですが、これ位の吹き返し量ですと、オイル消費は2000キロで1L程度でしょうか、、マフラー排出口はご覧の通りドライな状態です。
この状態でOHを施すのが理想的です。走行距離だけでは判断出来ないのがOHの適時で「高速巡航」での距離と「ラフな使用環境」では比較になりません。
エンジンはブローバイ量からSPOONコンプリートエンジンに交換、トランスミッション、デフ、ドライブシャフト、プロペラシャフトの駆動系もOH品に交換、回転摺動部のハブ、ハブベアリング等も新品に交換、同時にリアサブフレーム、サスアームは後期型に全部を交換、これでブッシュも当然新品になります。
エンジンマウント、トランスミッションマウント、デフマウント、ラジエターホースもSPOON製品に全部を交換します。
フロントサス部にはガゼットプレートを取付け、リジカラももちろん装着しました。
キャビン部はダッシュボードにナビ貼り跡が在るので新品に交換、幌は幌骨ごとKITを使い交換、幌が高速でバタバタしたり、水漏れが起きたりを嫌い幌骨ごと後期のガラスに交換します。
タイプワンでは10年先まで安心して乗れる、新車よりもバランスが良いS2000を目指し採算より真のお客様の満足をユーザー目線でクルマを製作しています。
インテRやシビック、NSXでも同様な作業は得意です、ベースのクルマ探しから製作まで本当の「TYPE-R]はお任せ下さい。
セル、オルタ、パワステECU、エンジンECU、燃料ポンプの5点は12年より販売する中古車には全て2年間を保証し「SPOONから保証書」を発行します。
こちらは交換する部品です、「心配だ〜」、採算合うの?何て良く聞かれます、同業の方に(笑)
部品代だけで¥80万円〜オーバー、因みに外した部品は中古部品屋さんで再販しています。
ユーザー様で同様なリフレッシュやリビルトを検討されている方は部品だけの販売も行います。
下記アドレスまでご相談下さい。
sales@spoonsports.co.jp
Posted by吉澤