本日入庫は初代シビックTYPE-R EK9後期型、走行距離は102,000km、
オーナー様ご自身が日頃のメンテを施していてとても程度が良い個体です。
「エンジンマウントやパワステ類のベルトは自分で交換して来ました、
でもタイミングベルトやミッション、クラッチは自分ではできなくて・・・」
と、いう事でミッションオーバーホール、クラッチ交換、タイミングベルトの交換をご依頼頂きました!
エンジン・ミッションCOMP、主要部分を詳細に点検するには一気にガバッと降ろして、、
エンジン台に移してタイミングベルト交換、ウォーターポンプ(赤矢印)、テンショナー(青矢印)も交換します。
部品はこのセット!
B型TYPE-R タイミングベルトキット
降ろした理由はコレ、点検するとクランクプーリーの溝には、、、ムムッ
赤矢印のココ、古いベルトの残物が、、、私達は見逃しません!
クラッチを組み付けて、オーバーホールミッションをドッキング。
ミッションのメインシャフト、クラッチのスプラインにストレスを掛けないようにやさしくス~ッと組み付けて、
で、位置決めのノックピンは、必ず新品を使います。
フライホイル、クラッチカバー、クラッチディスク、レリーズベアリング
エンジンやミッションにはガタを無くすノックピンが存在するのに車体側には無いの?
アリマスよ~、これが車体とサブフレームを強烈に締結するリジカラ
テーパー状のカラーを締めこむ事でボルト穴のスキマが徐々に狭まり、ボディ、サブフレーム、締結ボルトの3者が
強く締結され、車体のノックピン的な機能を発揮するんですね。
ハンドリングや乗り味UP、いやな振動も消えます!つまり「ガタ、ズレ」の無いクルマになるんです。
リフト上でミッションのチェック、各ギヤのストロークや操作荷重などを細かくチェック、
シフトのフィーリングなど入念に点検します。
試乗確認はいつも同じルートで確認、
ルートを固定する事で微細なフィーリングの違いを感じ取り、走行フィールや音振の判断確認が狙いです。
最後に、アライメントを計測、調整して作業終了です。
今回の作業はミッションオーバーホール、クラッチ一式交換、タイミングベルト交換、リジカラの前後取付
作業の総額 ¥573,778(税込み)
作業のご依頼、誠にありがとうございました。
TYPEONEは作業精度を高く、適正な価格でサービスを提供する事を心がけています。
Posted by Jomoto