写真の左側は2017年に販売したS800 COUPE、中央のアコードCL7型は近々販売で現在リビルト作業中! 降ろしたドラシャやミッションケースを囲んで「ワイガヤ」しています。
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さて走行73000kmのAP1はキャリパー周辺からフルード漏跡があり純正キャリパーOHのご依頼を頂きました。
同時にリジカラ、バッフルオイルパンの装着、サスブッシュ、マウント類の交換、エンジン調整など紹介させて頂きます。
前後キャリパーを分解→洗浄→各部を点検、ボディは再使用可能でした。
が、しかしピストンは腐食してたので新品に交換です。
ブリーダーも錆ていました、キャップ無しだとブリーダーボルト内部が腐食します。エア抜き後の正しいメンテ方法は、、
①ブリーダー内の残液はクリーナーで完全に洗い出す。
②エアーで吹く。
③新品の純正キャップを装着する、、です。
エンジンマウントは上下で破断赤→してました、これエンジンがゴムに載っているだけ的な状況、激しく走るとエンジンルームから飛び出しかねません。
リジカラを装着です。
サスブッシュ交換です。
バッフルオイルパン交換です。
ヘッドカバーを開けてカムにアクセス、カバー内部も問題なし、オイル臭もOK!
スリッパー面はとてもキレイ、これなら問題ありません。
流石にクリアランスは若干広め、規定値で調整させて頂きました。
実はちょっと手こずったのがリアローターの交換でした、、
ローターが抜けない、ドラシャも抜けない、とにかく頑固一徹です。
仔細に見るとローターのハブセン部「赤〇部分」が錆で膨張してました。
あれこれトライして結局は古いローターを削り、ハブを研磨、
サク~と行くと5分の工程なのに時間が掛かる~掛かる(汗)
センターの大径ナットを新品にして周辺は防錆塗装して終了、
いずれハブ、ハブベアリングの交換時期が来たらまたドラシャと死闘ですかね (笑)
内圧を合わせて試乗、それからアライメントの測定と調整です。
調整後のデーター、これら全作業は3日、費用の総合計額は¥746,460(税込)でした。
ご依頼ありがとうございます。