写真の左側は2017年に販売したS800 COUPE、中央のアコードCL7型は近々販売で現在リビルト作業中! 降ろしたドラシャやミッションケースを囲んで「ワイガヤ」しています。



https://www.typeone.jp/?p=18879







さて走行73000kmのAP1はキャリパー周辺からフルード漏跡があり純正キャリパーOHのご依頼を頂きました。



同時にリジカラ、バッフルオイルパンの装着、サスブッシュ、マウント類の交換、エンジン調整など紹介させて頂きます。







前後キャリパーを分解→洗浄→各部を点検、ボディは再使用可能でした。



が、しかしピストンは腐食してたので新品に交換です。







ブリーダーも錆ていました、キャップ無しだとブリーダーボルト内部が腐食します。エア抜き後の正しいメンテ方法は、、







①ブリーダー内の残液はクリーナーで完全に洗い出す。







②エアーで吹く。







③新品の純正キャップを装着する、、です。






エンジンマウントは上下で破断赤→してました、これエンジンがゴムに載っているだけ的な状況、激しく走るとエンジンルームから飛び出しかねません。






リジカラを装着です。


https://www.rigidcollar.jp/






サスブッシュ交換です。


SUSPENSION BUSH SET






バッフルオイルパン交換です。


BAFFLE OIL PAN






ヘッドカバーを開けてカムにアクセス、カバー内部も問題なし、オイル臭もOK!







スリッパー面はとてもキレイ、これなら問題ありません。
流石にクリアランスは若干広め、規定値で調整させて頂きました。






実はちょっと手こずったのがリアローターの交換でした、、
ローターが抜けない、ドラシャも抜けない、とにかく頑固一徹です。

仔細に見るとローターのハブセン部「赤〇部分」が錆で膨張してました。

あれこれトライして結局は古いローターを削り、ハブを研磨、

サク~と行くと5分の工程なのに時間が掛かる~掛かる(汗)






センターの大径ナットを新品にして周辺は防錆塗装して終了、



いずれハブ、ハブベアリングの交換時期が来たらまたドラシャと死闘ですかね (笑)







内圧を合わせて試乗、それからアライメントの測定と調整です。









調整後のデーター、これら全作業は3日、費用の総合計額は¥746,460(税込)でした。



ご依頼ありがとうございます。