今週のタイプワンはDC2インテR'96と'98、EGシビックが入庫しました、これら車種は全てB型エンジンを搭載しています。着手前に試乗+点検で整備メニューのアウトラインを打ち合わせながら作業を進めます。
カーニバルイエローEG6のメインメニューはトランスミッションOH、リフト上で駆動させると赤○から、青○からもオイルがだだ漏れ(涙)
ミッションを降ろしてフライホイルの振れ量を計測→確認後→リアカバーASSY青矢印は洗浄→乾燥→クランクシール赤矢印を抜き替え、交換後はリアカバー面とシールリップの収まりを指先で確認、ここシール交換の要チェックポイントです。オイルまみれのクラッチは交換、クラッチオペレーション系は渋さが取れてウルトラスムーズに、いわゆる快適になりました。
DC2インテR '96スペックは東北地方からのご入庫です。
今回はアーム、ブッシュ類を全て新品に交換、同時にボディ下廻り各部に防錆塗装を施しておきました。これなら10年先まで大丈夫ですね。
リフトを下げてエンジン関係のメンテを開始、オイル漏れのヘッドカバーを取り外すとカバー裏側はマ白なゲル状の、マヨマヨ~マジ卍。
ヘッド内の動弁系も白濁化した乳化オイルが、でもオイルパン内のオイルは普通でした。これヘッドカバー内の結露が原因、冬季の窓の結露と同じ現象です。純正以外のブローバイの改造や配管変更にも注意しましょう。
こちらのインテR'98スペックのエンジンからは盛大な異音が、ノーマルオイルパンで「サーキット走行」したらしいス!次に搭載する「SPOONリビルトエンジン」はバッフル加工されたオイルパンを使い製作します。
遠方の方、お忙しい方は陸送でお引取りが可能な場合もあります、メールにてご相談下さい。
posted by 佐藤