エンジンの基本メンテナンスと言えば、何を思い浮かべるでしょう?オイル管理やプラグのチェックなどなど、、、今回はエンジンの基本のチェックやメンテナンスをご紹介します。
まずはエンジンオイル、交換前にオイルの残量をチェックします。青矢印が上限のアッパーレベル、赤矢印が下限のロワレベル、上下限で1ℓの幅なのでゲージの◇印一つで200cc、オイルを抜く前にオイル消費量を把握しコンディション管理をしましょう。
次に、プラグのチェックをする為にプラグオンコイルを外すと、、、2番シリンダーのコイルがオイルまみれ、ココにオイルが付いているという事は?
ヘッドカバーを外して診ると、赤矢印の#2プラグホールパッキンに小さな亀裂が、コイルに付着したオイルはここから進入してました。ここはサクッとパッキン交換です。
スパークプラグのチェック、左側の外したプラグは電極が磨耗しギャップは1.8mmと広め、カーボン汚れも酷いので新品に交換します。ちなみに、常に燃焼圧力を受けるプラグは緩む事が有るので5,000kmに一度は締め付け確認しましょうね。
ヘッドカバーを外したら内部のチェックを兼ねてバルブクリアランス調整。冷間時のカチャカチャうるさいタペット音が減少しアクセルレスポンスも良くなり気持ち良~く走れますよ。
ヘッドカバーは組み付け前にしっかり洗浄。ヘッドカバーパッキン、プラグホールパッキンは新品に交換、オイル滲みやオイル漏れの改善です。
エンジンオイルはキッチリ測って入れます。アッパーレベル以上にオイルを入れるとクランクがオイルを叩きエンジンの廻り方が重くなります。多すぎても少なすぎてもダメ、適正量が大事です。
安心して永く乗るためには、オーナー様ご自身でのチェックが重要。オイルの量や汚れ、プラグの締め付け具合など定期的にチェックしてトラブルを未然に防ぎ楽しいHondaライフをすごして下さいね。
Posted by Jomoto