鈴鹿サーキットで開催されたスーパー耐久シリーズ2016 第3戦
「SUZUKA ”S耐”サバイバル」とネーミングされた新ルールの今回のレース。
そのルールとは土曜日の予選上位3台はそのまま決勝進出、一方4位以下は午後の100分レースを行い、上位13台が決勝進出、まさにサバイバルレースという過酷な戦い。
マシンの消耗を考えると予選3位以内が絶対有利、まさにドライバーズレース!!
Aドライバーの松井選手、適度に緊張しながらもモチベーションは最高潮です。
そして迎えた予選、何とAドライバーの松井選手 は2’21.508 でクラスTopタイム、Bドライバーの中島選手も 2’22.553と予想を超えるタイムで クラス2番手!
A,B共に自己ベストタイムを更新、結果は2位で予選を無事通過、それにしても松井選手のTopタイム絶句です、見事でした、!!
Cドライバーの柴田選手も満面の笑みでチームのムードはアゲアゲ(古~)
日曜日は、昨日までの晴天が嘘のような曇り空、サポートレースはドライ、ウェットの繰り返しでドンドンと不安定な空模様に、路面コンディションも目まぐるしく変わる状況は判断が難しいです。
決勝は15時15分スタートの4時間レース、チームはスタート1時間後に雨が来ると予測しセミウェットのセッテングで決勝に望みました。
スタート進行中のグリッド上では小雨がパラパラ、梅雨空でスタートの直前までタイヤが決められません。
15時20分、松井選手はスリックタイヤを選びスタートしました。
オープニングからしっかりとしたタイムを刻み順調に周回を重ねレースをスムーズに作って行きます。
1時間を経過する頃から雨量が増えスリックでは厳しく難しい路面状況に、レインタイヤに替えたい、替えてあげたい、でも後のルーティーンスケジュールを考えるとPit inは2周後にしたい、、、
ラジオで状況を伝えながら7分後にPit in、Bドライバーの中島選手に交代、タイヤ交換、給油もミスなく終えコースに2位で戻しました。
路面は至る所に川が出来るフルウェット状態、コース上はウォータースクリーンで視界が悪くコースアウトや接触が多発、そんなコースコンデションでも中島選手は耐えながらコンスタントにレースラップを刻みます。
いよいよレースの終盤、Cドライバーの柴田選手は雨と霧の中で走行開始、徐々に暗くなりナイトセクションに眼が慣れるまではどこまでがコースか見えず心底痺れたそうです。
そして19時22分、暗闇のサーキットでチェッカーフラッグが振られ感動のフィニッシュ、何とか2位表彰台を獲得する事が出来ました。
表彰台のドライバーもスタッフも、みんなの笑顔が弾けました、みなさまご声援ありがとうございました。
新しい予選システムやナイトレース、、、色々な意味で記憶に残るレース内容でチームとして結果が残せたレースでした。
次戦の富士は9時間耐久、長丁場のレースをチーム力で楽しく上を目指して頑張ります。
これからも応援よろしくお願い致します。
Posted by Jomoto