峠を走行中にエンジンから異音がする様になったとの事で御来店されました。

エンジン音を聞いてみると激しい打音が・・・

走行後エンジンオイルの量を見てみたら1Lしか入っていなかったようです。

音的には、メタルが無くなりピストンが燃焼室に当たっている音だった為、エンジンを載せ代える事になりました。

エンジンオイルチェック.jpg
メタル片.jpg

まずはエンジンオイルを抜き、チェックしてみると・・・。
やはりメタルの破片が出てきました。

S2000は元々オイルの消費量が多い車両があるようです。
オイル量はこまめにチェックしておきましょう!

エンジン降ろし.jpg
補機移植.jpg

エンジンを降ろし、補機類を移植します。
エンジンブローの場合はメタル等の破片が残らない様、細部まで入念に洗浄してから移植します。
今回は走行距離が70000kmでしたので、ウォーターホース、パッキン、ベルトも新品交換しました。

水冷式オイルクーラー.jpg

写真の水冷式オイルクーラーだけは洗浄しただけではメタル片が除去しきれない為、新品交換です。

エンジンブローは突如として起こるものなので、急にエンジンを載せ代えると言っても費用的にもやはり痛い出費だと思います。
もちろん予算的に用意があればSPOON F20CエンジンASSYをお勧めするのですが、今回オーナーは予算的に厳しいとの事で特別に予算に合わせたエンジンを載せることになりました。

もしエンジンブローしてしまってお困りでしたら・・・

是非一度相談してください!!




タグ:F20C
Array Array