今日はCL7とFD2のLSD装着です。
最近のFFはトランスミッションを降ろす時はサブフレームを降ろさなくてはなりません。
2台とも同時にミッションを降ろし、まずはFD2の方からSPOON LSDに交換です。
SPOON LSD の初期設定イニシャルトルクは約9kg、1.5WAY。
このFD2のお客様はTC2000を主に走行されているのですが、やはりSTDのヘリカルではコーナーでのロスが大きいとの事で、今回機械式LSDを装着することになりました。
LSDを交換する際に、ミッション各ギヤ、シンクロ等もチェックしましたが、まだ走行距離も少ないため状態は良好でした!
一方、CL7はミッション降ろし後、まずはドライブシャフトをチェック。
お車をお預かりする際に、お客様から「時速80kmくらいでアクセルONの時に振動が出る。」と聞いていたので入念にチェック。
触った感触では左アウトボードにゴロゴロ感。右インボードに引っ掛かりが・・・。
恐らく振動の原因はこれでしょう。
後日ばらしてチェックすることになりました。
今回LSD装着と同時にクラッチも交換です。
早速クラッチ類をばらしてチェックしてみると・・・・・。
こんな事が・・・・・・!
レリーズフォークが掛かる部分が無くなっています!!
さらにその破片が暴れて、クラッチカバー、フライホイールなど至る所にキズが。
とにかくこの破片を見つけ出さないと、せっかくクラッチを交換してもクラッチどころかスターター、クランクシールまでもがまた破損しかねないので、隅々までチェックを。
ついに発見!!こんなところに!
ちょうどオイルパンとブロックブレース合わせ部のくぼみのところに2つに割れた破片が隠れていました!
とりあえずは一安心!!
明日はLSDの交換です。
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