今日は千葉県在住のFD2のお客様です。
富士スピードウェイを数回走行されたようですが、
コーナーリング時のオイル偏りによる油圧低下と水温の上昇が
かねてから気になっていて、ついに今回対策することになりました。
まずはオイルパンの交換です。
左が外したSTD。
右がSPOONバッフルオイルパンです。
K型は特に高速で横Gが続くコーナーでは、オイルがチェーンによって
掻き揚げられ、ヘッドカバーからブローバイと共に噴出してしまうため
オイルの消費も激しくなります。
また戻ったオイルが燃焼されるため、燃焼室にはカーボンが蓄積して、
当然本来のエンジン性能を発揮することが困難になってきます。
ですのでK型のバッフルはそれらをふまえ、写真のように複雑な構造となっています。
そして次にサーモスタットのローテンプ化です。
秋口から春先くらいでしたらラジエターがSTDでも、これだけで水温上昇ははるかに
抑えられるでしょう。
最後に、今回は予定していなかったのですが、
オイルパン交換でサブフレームを下ろすので、
ステアリング、サブフレームのリジットブッシュ取り付けもお勧めしたところ、
「これから本格的にサーキットを走りたいので、ぜひ!!」
と即答でした。
サブフレームを下ろしたときに同時に作業すれば
工賃はたったの4,200円で済んじゃいます!
ステアリングギヤボックスのSTDブッシュを外して
アルミ製カラーに交換。
そしてサブフレームリジットカラーを装着です。
サブフレーム側は個体差でカラーが若干きついことがあるので、
その時はリューターでバリを削り落として装着します。
急遽リジットブッシュを追加され、満足げに帰っていきましたが
翌日早速インプレッションが入ってきました!
「帰り道は、いつもの首都高箱崎→湾岸ルートでそれなりの(笑)スピードで
走ってみましたが、安定性が抜群に良くなりました(^.^)
狙ったライン通りに走るイメージですね。
非常にコストパフォーマンスの高いパーツだと思います。
俄然コースに行くのが楽しみになりました。
タイム削れそうですね(笑)。
装着して良かったです。
いいタイミングで薦めて頂いてありがとうございました。」
Fさんインプレありがとうございました!!
来月のサーキット走行楽しみですね。がんばってくださ〜い!
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