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今日は福島からレジェンドのお客様です。

「走行距離が110,000kmを超え、最近エンジン音が大きくなってきたような気がする。」

との事でご来店されました。

早速点検してみると、確かにタペット音が大きくなっておりました。

オーナーは走行距離が10万キロを超えているのでいずれエンジンオーバーホールも

考えているようですが、今回はバルブクリアランス調整だけ行うことになりました。

インマニ.jpgKB1 3 .jpgKB1 2.jpg

まずはインマニ、スロットルボディを外し、両バンクのヘッドカバーを外します。

現状のバルブクリアランスを測定してみると、やはり適正値より0.05〜0.1mmほど

広がっていましたので、各気筒ずつ全て均等になるように適正値に調整していきます。

KB1ヘッドカバー1 .jpgヘッドカバー3.JPG

ヘッドカバーを開けたら、ヘッドカバーパッキンを交換しますが、つい見落としがちなのが

写真中央矢印のプラグホールのオイルシールの劣化。

他の車種でも良くあるのですが、Oリングに劣化、亀裂があるとプラグホールに

エンジンオイルが溜まってしまうことが有りますので要注意です!

調整完了後、エンジンを始動してみると、作業前に比べると明らかにエンジン音は

静かになり、ピックアップも改善されました。

サーキット走行をされる方には5万キロに一回はバルブクリアランス調整を

することをお勧めします!

Posted by 原

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