先日、約2ヶ月を経てCR-Zレースカーが完成し、袖ヶ浦フォレストレースウェイにて、
シェイクダウンしました。
前日の雨はやみ、曇り空でしたがテストには最適な条件でした。
まずはコースを2LAPし、ピットイン。
パーツ組み付け、電装系など各部の初期不具合をチェックしますが、特に問題は発生せず
一安心。
その後、HV車ならではのバッテリー温度やモーターアシスト、チャージ量のデータ取りを
中心に50LAPの周回を重ねました。
その中でも今回重要視していたのが走行中のバッテリー温度。
バッテリー温度が上昇するとモーターアシストが制限されてしまうため、レースカーには
バッテリークーリングシステムを装備してのテストでしたが、ロガーでは常に30度を
安定してキープし、アシスト機能を制限なくフルで活用することが出来ました。
また、今回各モード(SPORTS、NORMAL、ECOM)でラップタイム、アシスト量のデータを
取りましたが、袖ヶ浦2.4kmのコースではモーターアシストを効率良く効かせられる
NORMALモードの方がSPORTSモードより0.9秒速い結果となりました。
これは一般のCR-Zユーザーでも同様ですのでサーキット走行をするときは、
是非試してくださいね。
そしてCR-Zのシェークダウンは無事終了。
特に大きなトラブルもなく、多くのデータを収集できたので、まずまずの滑り出しとなりました。
今後レース参戦に向けてテストを重ね、セットアップをする予定です。
そして翌日、タイプワンにてカラーリングを行い、SPOON CR-Zレースカーが完成しました!
Posted by 原
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