「クラッチが切れなくなり、走行できなくなってしまったので見て欲しい。」とのことで、
今日はDA8インテグラが積載車にて搬入されました。
初のVTEC搭載車となり人気を博したDA型インテグラ。今や稀少な存在となった名車ですが、その年式を全く感じさせないほど綺麗で全てにおいてメンテナンスが行き届いた車両でした!
オーナーがいかに大事に乗られているかがしみじみと伝わってきます。
入庫後、クラッチ周りを点検してみると、クラッチペダルのストロークがほとんど無く、全く切れない状況でした。
クラッチワイヤーには異常は見られなかったため、まずはミッションを下ろしてクラッチ、レリーズ周りをチェックすることに。
原因が判明しました!
DA型のクラッチは写真左のようにレリーズシャフトとレリーズフォークが1本のボルトで固定されているのですが、そのボルトが破断され、レリーズフォークのストロークが不能となっていました。
そのボルトがかじっていた為、そのままでは取り外しが不可能だったのでやむなくグラインダーで切断することに。各パーツも稀少なだけに他の部分を傷つけない様、慎重に作業を進めます。
破断したボルトがクラッチカバーに挟まりクラックが入ってしまった為、クラッチも新品に交換することになりました。
幸い純正部品を含む全ての部品がご用意できたので無事修理を終えることが出来ました!
作業後はクラッチのフィールもスムーズで非常に乗りやすく快調なDA8に復活しました。
これからも末永〜〜〜く乗り続けてくださいね!!
有難う御座いました。
Posted by 原
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