本日は、シビックTYPE-R EURO FN2型、シャシーにはリジカラなど装着で満足しているオーナー様、
もう少しパワーが欲しいと言う事でBigスロットルのお取り付けとなりました。
Bigスロットルは入り口の径がノーマル62mmに対して70mmに、バタフライは61mmから65mmにそれぞれ大径化、
勿論ボルトONの装着で効果はありますが、TYPEONEでは組み付け方にもこんな小技を施しています。
ベンチュリービックスロットル
クーラントを抜いてインマニを取り外します、外している間は吸気ポート内にダストが入らないよう養生をお忘れなく!
加工の基準はスロットルのガスケット、赤矢印のボルトとのガタ分を考慮し、センターに合わせて青くマーキング、
削り代は片側2mm、直径で約4mmの拡大加工です、ガスケットを当て再確認、もう0.5mmは追い込めますね。
ここからはゴム砥石で表面を滑らかに整えながら仕上げます。
ちなみに、TYPEONEへご来店できないお客様のために拡大加工したインマニをSPOONで販売してますよ~。
INTAKE MANIFOLD
インマニやスロットルを組み付けるとき大切なポイントは、加工時のガスケットの位置合わせ同様に
ボルト穴のガタを調整して流路の段差が最小になるように組み付ける事です、
シャシー側のガタはリジカラで無くして締結、エンジン廻りはメカが手で合わせ込みながら組み付けます。
エキマニやウオーターポンプなど取り付け時も同様です。
スロットル入口のエアフローチューブは無理に付けちゃダメ!ヒートガンで暖めて、やわらか~くして、優しく付けます。
Honda車の吸気系は、スロットルオフ時の吸気慣性で充填効果を得ているのでこのチューブが切れて破損すると
アクセルレスポンスに悪影響が出ます、経年劣化で硬化して割れていないか?ココ要チェックですよ。
取り付けてしまうと全く見えませんが、スロットルの大口径化は効果あり、このキレキレなパワー感を楽しんで下さいね。
費用総額 ¥136,080(税込) 作業のご依頼ありがとうございました。
チューニングはどんなパーツを選ぶのか、そしてどんな風に組むのか、その両方が大切、
それぞれのパーツの特性を知り、それを活かして最適に組み付けましょう。
Posted by Jomoto